川村愛さんの個展『愛づる、描く』に行ってきた
福岡天神の警固神社で行われている川村愛さんの個展、『愛づる、描く』に行ってきた。
川村さんとはUnknown Aisaで同じ出展者として出会い、福岡在住とのことで懇意にしていただいている。アーティストの友人は多くいれど、純粋に日本画という技法で作成をしている方は川村さんくらいだと思う(もし他にもいたらすみません!)。
日本画というと、保守的というか、少し堅いイメージを感じてしまうけど、川村さんの作品には、型にとらわれない自由さがあるし、なにより「カッコイイ」のだ。
美術作品の評価としてカッコイイはボキャブラリー的にどうかと思うけど、とにかく自分はそう感じてしまうので仕方がない。
シンプルでいて、深い味わい。なおかつグラフィカルでもあるので、デザイナーの僕的には大変好みだったする。
僕もできるものなら自分の表現に取り入れたく、少し前に川村さんにどうやって描いているのか聞いたことがあるけれど、とても僕が真似できるような技法ではなかった。
ただそれでもいつか金や銀の箔を使った作品を作ってみたいと考えているので、その際はぜひ川村先生にご指導ご鞭撻いただければ大変幸いだなと思っているところです。
しかし日本画というのは、本当に深いですなぁ。表現も、技術的にも…。