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就職活動中の大学生の実態。

こんばんは、一昨日くらいに投稿してから意外と短めのスパンになりました。

私自身ももっと投稿間隔が空くかなあと思っていたのですが、今日は全く何もしていないので罪悪感潰しにnoteの投稿でもしようと思います。

私現在、絶賛就職活動生であります。😌

この間大学に入学したと思っていたのにもう四年生になろうとしていて時の流れが非常に早いなあと思いつつ、私の環境も大学入学からは大きく変わったような気もして、自身の成長を感じたり感じなかったりとこの三年間に後悔のない生活を送れてきたかと言われたら67点くらいかなあと思っております。

そんな私も就職活動生として色んなことを考えたので、今後の就職活動をする人たちに読んでもらえたらいいなあと思う内容にしようと思います。(実際に就活生に読んでもらえるかはまた別のお話)

就職活動への印象

大学生において就職活動に対して良い印象を持っている人はあまりいないと思います。大学3年生以下の人(中学生や高校生)の人たちは自分が就職することを薄々感じて生きていることでしょう。中学生はまだしも高校生ともなると大学に入学して就職する流れをなんとなく感じていると思います。小学校の夢はサラリーマンじゃなかっただろうに。

憂鬱な顔をして、また鬱傾向になりながらも就活を頑張っている人は結構いると思います。私は友達がそんなに多い方じゃありませんが、そうやって頑張っている人を何人か知っています。奨学金を借りている友達なんかは「早く返してしまわないといけない!!!」という謎のプレッシャーに押しつぶされてブラック企業に入ることを全く厭わないほど迷走していたヤツも知っています。

大学生は基本的にアホなので頭の中は受けなきゃいけない授業とサークルと友達または恋人とあとはその日のご飯と遊ぶことしか考えていません。一回90分という長い長い講義を1日に4回ほど受けて終わったら友達と話したりご飯に行ったりしてモラトリアムを楽しんでいた人に急に「社会」を突きつけられるのが就活です。対応できるわけがないでしょう😃

ちなみに実習などで会社や議員さんなどのもとで頑張っている系の学部の人たちは就職活動にも結構対応するのが早そうな印象があります。というのも就職活動は会社に学生が入るために行う手続きなので会社や社会人と関わっていた人には社会は身近にあるものなので遊んでいる学生よりはマシだと思います。

とはいえどんな人でも迷走するのが就活の通過点。迷走している友だちの話は相当面白いので一緒に飲み会をするのを勧めます。

就活のよくある現象

就職活動によくあるのが「軸を決めろ」とか「本当にやりたいことは何だ」とかいう抽象的な質問です。あとは就職セミナーなんかで自分の本当の興味関心を見つけてくれるようなフレームワークを行うなどしてとにかく「どこどこに就職するのがあなたにとっていいですよ〜」を考える機会が増えます。

気持ちはわかります。自身の性格やスキルによって就職する会社に向き不向きはあるでしょう。外交的な性格ならコミュニケーションを活かせる場所や英語ができるなら海外や海外のクライアントと関わるところも積極的に行けるでしょうし、プログラムをかけるならエンジニア系に向いているように思えます。これまでを無駄にしないように「あなたに向いている」会社を選ぶようなワークショップはたくさんありますし、そう考える学生は多いでしょう。

しかも「新卒」や「初社会人」といったことを念頭に置くと「これからの5年間を無駄にしないようにしたい。向いていない会社に入って無駄な時間を過ごしたくない。」と思うのは至って普通ですし機械費用を考え出すとキリがありません。まあそもそも「就職したら社会の奴隷になるんだろ」と思いながら就活している学生はごまんといるので自分に少しでも無駄のないようにと考えるのは至って健全ともいえます。

しかし、こう考えて就活をしている人は本当に鬱になる方向に行くと思いますし社会人になってからのことを考えるとため息がたくさん出る人になります。こうなりたくない人のためにこの記事があります。

就活を楽しむために

私も実際に就職活動を始める前は気が重かったのですが、社会で働くにおいて大事だと思うものが少しづつ見えてきました。一番は「人」です。会社には似たような傾向の人が集まります。それは会社のやっていることに共感や妥協を見出してくる人が社員になろうとするからです。それを念頭に置いた上で「一緒に働けそうか」が一番大切です。やりたくはないけど苦ではない仕事をやるならモラハラ人間や一言も会話が弾まない人よりはコミュニケーションがある程度とれて仲良くできる人とやった方が楽しく感じるでしょう。学生時代楽しかった思い出があるとすればそれは勉強ではなくほとんが友達でしょう、そういう感じです。就活の面接やインターンなどでそこを見るようにしましょう。

二番目は「何をやるか決める」ことです。仕事をするにおいて自分がやりたいことをやるのが一番楽しいからです。コミュニケーションを取るのが苦手な人は営業は苦痛でしょうからデスクワークの方が向いています。なら営業は選ばないようにするのが無難です。ですが、普通に大学生した人はどんな職種が自分に苦痛になりづらいかあまり知りません。社会と関わる機会があまりないからです。絵を描ける人はクリエイターやデザイナーになれるのは簡単に想像がつきますが、普通の文系大学生(私が文系なので)が何になれるのかなんて知らん て人が多いでしょう。

ですが大体「あなたに向いている診断」ってのがあったりジョハリの窓や自己分析などでそういったことを知る機会はちょこちょこあります。積極的に行くならオンラインイベントなどでできたりもします。しかしここで私が言いたいのは「あなたは何にでもなれる」ということです。営業や企画、総務や人事などといった区分からマーケターやプロデューサー、プログラマやエンジニア、教師から保育園の先生などどんな職業でもやっている人はいます。資格がいるなら取得は義務ですがとればできます。絵が描けないからデザイナーにはなれない。そんなことはありません、今すぐ勉強したり学校に入り直したりデザイナーの師匠を見つけて弟子入りしたりとやりようはさまざまです。「やれるまでやる」ことであなたは(私も)何にでもなれます。

ならばやりたい職業をリストアップして順位でもつけながら就活すればいいし、リストの職業の会社全てを受けて最終的に入る前に決断するのもありだと思います。「文系だからプログラマになれない」なんてことはありません、あんなもんは独学でもできるのですから。

楽しい就活への下準備

上記で書いてきたことはどんな大学生でも使える考え方だと思っていますが、それをさらに自信を持って行うには学生のうちに社会との関わりを持つことが一番です。会社を経営している人や何か団体を運営している人など社会を面白くしようとしている人などど関われればより楽しめます。私も少しではありますが社会をよりよくしようとしている人たちと関わる機会をいただいて「就職ってクソだと思ってたけど意外とみんな楽しんでやってるじゃないか」ということに気が付きました。

ここまでくれば就活の面接などで人を見ればどんな会社なのかがわかるようになってきます。会社の人の雰囲気や話し方など普段どのようにしているかが見えてくるので「ここはダメそうだ」と思ったらやめましょう。会社の就活イベントで話す人や面接官などは会社の理念や働き方を体現しているような人やその会社のエース的な人が担当したりするので象徴的な感じで見てもらって構いません。

就活生の心得

これまで就活をいかに楽しく行うかを書いてきましたが、就活生には心得ておかなければならないことがあります。それは「自分がどのような人間か知る」ということです。例えば学生ながらに起業したり海外でプロジェクトを進めたりして社会人と遜色無いスキルを持っている人はそれを生かしてガッツリやればいいでしょうが、私のように特に英語が堪能でもないし輝かしい経歴もないし学歴もない人は「自分が社会ではまだなんの役にも立たない」ことを自覚しましょう。営業のコミュニケーションも取れずパワポも作れず企画も立てれないことを自覚し、社会に対してなんの価値も与えられない存在であることを自覚しましょう。逆にできるならそれを強みに頑張ればいいのですが。

それを踏まえて次に考えることは、「社会に価値を提供するなら自分はどの職業でやりたいか」です。あなたに社会的に価値がないからといって「職業を選べない」わけではありません。やりたいものや少しでも負担にならないものを選べばいいのです。そうしてエントリーをして書類選考や面接になるのですが、その際に重要になるのは「あなたの会社にこんないいことを提供できますよ〜」とうまくアピールすることです。

コミュニケーションやTOEICや資格などを活用するのが流行っているようですが。。。別にそんなんじゃなくてもファッションを楽しめる人なら人に流されず選択して形に落とし込めるプロセスを主張したり、ゲームばかりしていたなら自身で決めたものは没頭してクオリティを求めることができるなどしてエピソードを話すことができれば後は人柄や適性を見て選考、となるわけです。

要は「いかに自分が魅力的」に見えるかで就活がうまく行くかどうか決まるし、それに活かせない経験はないということです。自分が魅力的でないことは話したことのない人にはわからないので、伝え方次第でどうにでもなるということです。そのためなら少し誇大するのも戦法の一つでしょう。最終的に面接で中身のある人間かどうか見られるので深掘りしたエピソードや見た目の印象などがどのように面接官にうつるか次第ですが。それは面接官のことなので考えても仕方ありません。対策したら後は任せましょう。

社会で一番通用する考え方

これは言わずと知れた起業家松下幸之助さんが言っていた(たしかそう)言葉ですが、「つまらないことをいかに面白くできるか考えることが大切なのである」ということです。就職活動しかり講義しかり、つまらないことをいかに面白く自身のなかで動機付けできるか、これができればなんでも楽しめる最強人間になれます。やりたくない仕事についても最終的に楽しんでる人になれるでしょう。宇多田ヒカルも「なんでもやってみて、失敗しても経験が残る」と言っています。

まあ社会というのは思ったより失望するほどでもないことが分かりましたが(経験)失望するほどゴミのような人間がいることもまた真実です。それを選ばないように行動できれば就活としては十分なのではないでしょうか。

また「本当にやりたい仕事を選ぶ」なんてよく言いますが、まだ社会経験のない私たちが一発目から選べるわけがないのです。人生長いのでいろんな職業や会社を経験してみて最終的に後悔しないように行動することの方が100倍大切だと私は思います。しかもデザイナーになりたくてもデザインさせてもらえるようになるのがいつなのかなんてことはわからない、つまりやりたいことと自分がやることが必ずしも一致することもまた分かりません。どこで腑に落ちるかを自分で選ぶことが大切です。(一致していればかなりラッキー)

まとめ

私が就職活動をしているにあたってよく考えることを適当にまとめました。これが今後の就活生の目に留まって少しでも助けになればと思います。就職活動なんて別に生きるうえでやらなければいけないわけでもないので、生きていければ就職しなくても大丈夫だと思っています。別に鬱になる程大切なもんでもありません。それくらいの心意気で望む方が良いと私は思います。これが誰かの役に立ちますように。

では。

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河谷 陽水
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