自家製チャイ作り
先日、有機粉末緑茶を購入したのですが、これがとても便利です。
忙しい朝の時間に、水筒に適当な分量の粉末をふりかけ、天然水を入れて振るだけで無農薬のお茶ができるのです。
わずか1分もかからないうちに、自販機で180円くらいする緑茶が完成するので、お得です。
また、粉末緑茶と魚粉をご飯にふりかけ、梅干しと刻み海苔をのせてお湯をそそげばお茶漬けにもなります。
最近は、ちょっとしたお出かけにもサッと緑茶を作って持参しているので、飲み物代がかなり節約できるようになりました。
さて飲み物と言えば、ベランダで栽培しているミントたちですが、すっかりハーブティーにハマってしまい、最近ではコーヒーよりも紅茶ばかり飲んでいます。
少しばかり、イングリッシュマン・イン・ニューヨークの気持ちが分かるようになりました。
とは言え、毎日のようにミントの葉っぱを収穫するのもミントたちの成長に合わせる必要があるため、他に美味しく紅茶を飲む方法はないものかと思案していたところ・・・
以前から作りたいと思っていたチャイのことを思い出しました。
チャイとは、牛乳で沸かした紅茶に、砂糖や色々な香辛料が入ったインドの甘い飲み物です。
チャイは、昔学生時代にインドを旅した時によく飲んでいました。
電車内や街角で、「チャイー!チャイー!」と売り子さんがチャイを売りに来るのですが、当時はほんの10円くらいで飲めて、しかも美味しいので、有難かったのを覚えています。
とは言え、いざ実際にチャイ作ろうとすると、香辛料の配分や使用する香辛料の種類など、ちょっとハードルが高いように感じていました。
また、ネットでチャイのレシピを見ると、レシピによって使われる香辛料が異なっています。
何が正解なのかもよくわかりません。
そこで、色々なレシピや香辛料の種類はひとまずスルーすることにして、自宅に常備してあるスパイスだけで、何も考えずにお試しで作ってみることにしました。
用意したのが、カルダモン、シナモン、ナツメグ、そしてイオンのオーガニックシュガーと森永のクリープです。
作り方もいい加減で、お湯を沸かして、紅茶を入れ、適当にカルダモン、シナモン、ナツメグを振りかけて、クリープと砂糖を入れただけです。
で、できたチャイを飲んでみましたがビックリ!
ちゃんとしたチャイの味になっているではありませんか!
こんなに簡単に適当に作ってチャイの味になるんなら、もっと前から作ればよかった・・・と思いました。
以前にお世話になった家具の親方から、「下手な考え休むに等し」と言われたことがありましたが、ひょっとすると、何も考えずに感じたまま、まずはやってみるのもありなのかもしれません。
そう考えると、ブルースリーの言葉もうなずけます。
Don't think. Feel!