アメリカ刑事訴訟法と証拠法を読了
ここ何ヶ月か、ずっとアメリカの法律の本を読んでいます。刑事訴訟法(7/21)と証拠法(7/27)を読了。
それぞれ本文部分で325ページ、220ページありましたが、6/27から大急ぎで読みました。証拠法は、予備試験論文試験の法律実務と、要件事実の考え方を学べることを期待して選択。期待とは少しズレている感じもしましたが、後々日本語のテキストでも補いたいと思います。
アメリカの刑事訴訟法は、起訴の決定および事実認定が陪審によってされることを前提にしてシステム全体が作られているため、日本の刑事訴訟法とはかなり異なりますが、それでも、対審という仕組みを基本とし、信頼できる証拠のみを証拠として採用するための詳細な配慮(伝聞証拠の取り扱い、専門家の証言と一般的な証言との取り扱いの違い、他)は共通するところがあり、得るものは大きかった気がします。
6/27-7/21 325ページ / 25日 = 13.0ページ/日
7/16-7/27 220ページ / 12日 = 18.3ページ/日
7/14の短答試験はガン無視で読んでいました。来年に期待。刑事訴訟法に時間がかかったのは、登場した判例を逐一ChatGPTに説明してもらっていたため。
次の英米法の会社法を読了したら、日本の判例もどんどん読んで行きたいです。
ちなみにシリーズ72巻を別ブログにまとめました。民事訴訟法も読みましたが、今のところ外れなしです。