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Therme Wien テルメ・ウィーン [ ウィーン の サウナ ]
身体は重いがフットワークは軽い!
フッ軽サウナー「Saunner professor」です。
#サウナ #サウナー #サ活 #サ室 #サ飯 #サウナ室 #サウナ活動 #サウナ飯 #水風呂 #トトノイ #SaunnerProfessor #Sauna #Saunner
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出張でオーストリアのウィーンに来ています。
出張となれば、国内だろうが海外だろうが、「いいサウナあるかな?」と気になるもんです。
空き時間に、そりゃ行きたいってもんですから。
見つけたのがこちら Therme Wien (テルメ・ウィーン?)です。
https://www.thermewien.at/
いろいろと興味深いことがネットに書いてあるので。
そうとなればフッ軽サウナーとしては、行くの一択です。
なおワタクシ、子どもも入れるプールエリアとか、リラックスエリアとか、レストランとか、行ってません。だから何もわかりません。
このノートで書くのはズバリ、男女混浴サウナエリアについてダケ。
そうなんです。
Therme Wien は男女混浴サウナがあるんです。
男女別のサウナもあるんですが、行ってません。
この時点でご興味のない方は、ゴメンナサイです。
行き方~入店
行き方
地下鉄U1 の終点 Oberiaa 駅から連絡ブリッジでほぼ直結です。
駅の案内表示でこの THEME ってサインを確認しましょう。
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間違って、最後尾車両側の階段(エレベータ)で出ちゃうとエラい遠回りになるみたいですので、お間違いなく!
先頭車両側の階段(エレベータ)で改札へ向かい、左に行くと連絡ブリッジです。
これを渡り終えると左側に、ドーンと目の前に Thrme Wien があります。
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入店
館内に、英語表記はほぼありません。
がんばって、こっちかな?って試してみましょう。
なんとかなります(なりました)。
Reservation っぽいことが書いてあるカウンターへ行って英語で「ワン・アダルト」とか「ツー・アダルト」とかって言うと、通じました。
タオルやバスローブを借りるのであれば、たぶんこのタイミングで言うんだと思います。
わたくし両方とも持参したもので(こういうところ節約根性!)。
だから勝手がわかりません。
あと、ビーチサンダル的なものがあるといいですね。
これはレンタル品がないようです。
ちなみに水着のレンタル品もないみたいです。
カウンターの横にショップがあるので、そこで購入ってことのようです。
なお、バスタオルは確実に必要です(とうぜん)。
バスローブは、、、水着のうえにバスタオルを巻いて移動してる人が多かったので、好みですかね。
「ボックス?」「キャビン?」って尋ねられます。
これ、更衣室の種類です。「ボックス」はいわゆるロッカーのことで、「キャビン」は専用の更衣室です。
大きい荷物がある方はキャビンのほうが無難かと。
更衣室~サウナエリア
更衣室
大事なこと! 更衣室は男女共用です。
ボックスでもカギのかかる更衣室があるんですが、けっこう平気で男女ともボックスの前で着替えちゃってます。
抵抗のある方は更衣室、もっと抵抗のある方はキャビンがオススメです。
さて、目の前の階段を1フロア下がって、右に向かっていくと、更衣室エリアです。
腕時計みたいに手首につける電子キーをロッカーのカギ(つまみ)のところに当てるとピッと鳴ってつまみを回せます。
水着に着替えて、バスローブを羽織ってバスタオルを持って、あるいはバスタオルを水着の上に巻いて、ビーサンを履いて、準備完了です。
サウナエリアへ
奥のほうへ進んでいって、階段を1フロア上がるとプールエリアです。
温水プールが計測不能なぐらい、たくさんあります。
ビーチチェアもいっぱいあります。
くつろいでいる人、子どもと一緒に遊んでいる人、恋人同士かご夫婦でイチャイチャしてる人などなど。
そんなプールエリアを横目に見ながら、ずんずん奥へ進んでいくと、サウナっぽい表記があります。
さらに階段を1フロア上がります。
ここでロッカーに使った電子キーの登場。
ゲートのセンサーにピッとかざして、回転ゲートを通って、やっとサウナエリアです。
子どもは1人もいませんでした。
たぶん年齢制限があります。
進んでいくと左手に、さらに上に行く階段があります。
たぶん男女別のサウナエリアです。
気にせずまっすぐに進んでいって、撮影禁止のマークが床にあって、いよいよです。
男女混浴サウナエリア
前もって男女混浴なんだって知っていても、いざその場にいると、異様な感じを受けます。
バスローブ姿の人もいれば、腰や胸にバスタオルを巻いている人もいれば、全裸の人(男女とも)も。
皆さん、堂々としたものです。
ここまで来たら、覚悟を決めましょう!
とっとと水着を脱いで、あっちこっちにある壁のフック(サウナハットかけみたいなの)にかけておいて、バスローブかバスタオルだけになりましょう。
シャワーブースもあっちこっちに多数あります。
ただ、ボディーソープやシャンプーなどは、ごく限られたブースだけにあります。
使いたい方は持参なさるとよろしいかと。
ワタクシは、ホテルで洗体してから行ったので、その場ではサッと流すだけにしました。
サウナ室(フィンランド式)
いわゆるフィンランド式の90℃ぐらいのサウナ室が3か所、屋外に2か所と屋内に1箇所あります。
サウナ室は水着禁止です。
老若男女みんな全裸です。
着たまま入っていた若者が、係員に追い出されていました。
入室のときにご挨拶するのが流儀のようです。
「グーテンモルゲン」とか「グーテンターク」とか「グリュースゴット」とか「ハロー」とかって言って入室する人が多くおられました。
入室する人がご挨拶なさると、先客が挨拶で返すっていう仕組みのようです。
馴れてきてからは、ドイツ語まったくわからないのに「グリュースゴット」って言って入室しました。
もちろんご挨拶を返してくれました。
だからといって、その先に何かがあるわけじゃないんですけど、なんかいいと思いません?
そしてバスタオル。
この施設でバスタオルは、身体を拭くためダケじゃなくて、サウナ室での敷物、つまりサウナマットです。
サウナ室のイスを汗で濡らしてはいけないということなんだそうです。
だから必ず、バスタオルを持ち込みます。
入室の時点では身体に巻いていてもいいんですが、着席するときにイスに敷いて座ります。
アウフグース
3つのサウナ室で順番(?)に、アウフグースがあります。
どういう順番なのか、次はどのサウナ室なのか、よくわかりません。
でも、人の流れを見ていると、次はココかな?ってなんとなくわかるようになります。
ガチもんのアウフギーサーっぽい人がやってくれることもあれば、客が自発的に名乗り出てやっちゃうなんてこともあります。
だから時の運で上手なアウフを受けられることもあれば、イマイチって感じることもあるかもしれません。
それはそれで、いいじゃないですか。
ここ、日本じゃないんで。オーストリアなんで。
* アウフグースについて最下部に追記しました。
サウナ室(ミスト式)
ミストタイプで45℃ぐらいのサウナ室が屋内に3か所あります。
3室それぞれ香りが違います。
どんな香りかうまく説明できないんで、それぞれ試してみてください。
なお、ここはバスタオル持込不要で、全裸で入室します。
ホースがついた蛇口がいくつかあるので、まずは水で座面あたりを流してから、着席します。
いい香りに包まれて、ボケーっと長くいられます。
サウナ室(バイオサウナ・岩盤浴みたいなサウナ)
バイオって書いてあるんだけど何がどうバイオなのかよくわからなかった、50~60℃ぐらいのドライなサウナ室があります。
とうぜんぬるくてどうなんだろうって思いながら入ってたんですが、しばらくしたらしっかり滝のような汗でした。
なんなんでしょうね、あれ。
ムリなく入っていられるサウナ室です。
それと、外からはミスト式のサウナ室に見えるんだけどミストじゃなくて岩盤浴みたいな感じの、50℃のサウナ室もあります。
ここはドライなんで、バスタオルを座面に敷いて過ごします。
ミストタイプだと勘違いしてタオルを持参せず入室して座ったら、品のいいオバサマに「タオル!」って優しく教えていただきました。
すぐに持ってきたら、ニコってしてくれました。
見知らぬ全裸のオジサマやオバサマにニコっとされるの、おもしろいと思いません?
シャワー
サウナ室の前やトイレの横など、あっちこっちにシャワーがあります。
水風呂に入る前は、必ずシャワーで汗を流しましょう。
ここんとこは、日本と同じですね。
「かけず小僧」は、見ている限り一人もいませんでした。
水風呂
屋内のサウナ室の目の前にあります。
水深120cmぐらいかな。そして22℃ぐらいかな。
ちなみに水風呂も、水着NGです。
そして潜水OKです。
あと、水風呂の目の前に、フレーク状の氷があります。
これを頭に乗せている人もけっこういました。
休憩
屋内にも屋外にも、ビーチチェア(寝られるやつ)が無数にあります。
ただし、場所取りがいっぱい。
バスタオルをかけてあったり、荷物を置いてあったりです。
でも空いているチェアもあります。
ワタクシはせっかくなんで、存分に外気浴を楽しみました。
水風呂をスキップして休憩って人も、けっこういます。
本気で計測不能なぐらい、チェアあります。
休憩チェアは、どんな格好でいてもいいみたいです。
バスローブ姿の人、タオルをかけている人、全裸そのまんまの人と、それぞれ好き勝手にやってます。
温泉浴とプール
屋外のサウナ室に向かう途中に、ジャグジーの温泉浴があります。
もちろん水着もタオルもNGです。
水温たぶん36℃ぐらい。延々と入っていられます。
プールもあります。たぶん32℃ぐらい。
泳いでいる人もいれば、プカーっと浸かっている人もいます。
カップルかご夫婦で、ズーっとハグ&キスしてる人もいます(笑
おまけ情報
まぁこんな様子ですから、とうぜん撮影NGです。
その他、指定場所以外での喫煙もNGです。
温泉浴の近くに、喫煙コーナーあります。
補水はしっかりって、よくいいますよね。
水飲みコーナーが1箇所あります。
だからボトルで持参しなくても大丈夫です。
できれば、空のボトルを持参して、そこで汲んで持って回るってのが便利かも。
なお、ウィーンの水道水って、そのまんま飲めます。
ビックリした禁止事項が電子掲示板に出てました。
「SEX禁止!」
えぇ~~~っと、、、。
ネット上のいろんな情報で、いわゆる「下の毛」のことが書いてあります。
処理していくほうがいいとかって。
恥ずかしながら、そういうものかとバリカンで処理して行きましたよ。
さすがに脱毛の勇気はなかったんで。
で、どうだったかっていうと、まあ、人それぞれって感じですね。
ボーボーのモジャモジャの人もいれば、ツルンとしてる人もいます。
男女とも。
ここんとこは、あんまり神経質にならなくてもよさそうです。
どうだったかっていうと
真っ先に思いついたのが「自由」とか「解放」って言葉です。
全裸で混浴ですから、とうぜん身体がすべて見えます。
見えてしまう&見られてしまう。あたりまえです。
でも皆さん、あまり気にしていないご様子。
まぁ気にする人はここに来ないんでしょうしね。
いわゆるエロい雰囲気、ヤらしい雰囲気、皆無です。
みんなそれぞれで、サウナや温浴、休憩を楽しんでいるってダケです。
耳学問ですが、江戸時代の日本の銭湯って、混浴だったんですよね。
今では考えられないことです。
でも、それと似たようなことが、ここにはあります。
みんな楽しんでいるんです。
でも、そりゃ日本の皆さんは、気になりますよね。
だからワタクシのオススメは、夕方から夜に来ることです。
ワタクシ、初回は夜に来ました。
やっぱり人の目が気になるので。
夜だと、暗さでちょっと(かなり)気分的にラクでした。
そして2回目は思い切って、朝から行きました。
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天気は晴れ。
明るい陽射しのなかで、全裸で歩き回ってサウナ室に入り、蒸され、出てからも全裸で歩き回る老若男女。
「解放」とか「自由」ってことががピッタリだと思うんです。
無理強いはしません。当然です。
でもこの感覚は、サウナーの皆さんにぜひ味わっていただきたい。
サウナって、こんなに自由なんだって、思いを新たにしました。
おまけ(サ飯)
Therme Wien のなかでも食事ができるんですが、ちょうど当日にTwitterでオーストリア政府観光局の方がツイートしておられたお料理に興味津々で、お店を教えてもらって行ってきました。
Wieden Brau - Erste Wiedner Gasthausbrauerei
https://wieden-braeu.at/
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たぶん、パプリカでビーフを煮込んだお料理です。
ちょっと濃い目の味付けで、サ飯にピッタリ!
ビールに合うんだろうな~って思いながら、ジンジャーエールでいただきました。
ワタクシ酒飲めないもので。
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あとがき
Therme Wien 訪問記、いかがでしたでしょうか。
これからウィーンへ行くサウナーの皆さま、ぜひプランに組み入れていただければと。
サウナの新たな一面を見つけられるかも。
サウナーとしてのご自身の新たな一面を見つけられるかも。
そしてワタクシ、次回のウィーン訪問は Therme Wien 訪店を主目的にしちゃおうかと画策中です。
だって、心身ともに自由と解放を味わいたいから。
#ThermeWien #テルメウィーン #混浴 #男女混浴 #水着禁止
[追記]アウフグースのスケジュール
掲示板(サイネージ)を見てみたら、アウフグースのスケジュール、ちゃんと載ってました。
でも、ドイツ語オンリーで、英語はありません。
だけど、まあなんとなくこういうことかなって想像できました(無理やり)。
あくまでも昨日(3月2日(土))の例です。
屋外のウッディーなサ室は毎時15分と45分から、屋内のサ室と屋外のウッディーじゃないほう(屋外へ出てすぐ右に行った突き当たりのサ室)は毎時0分と30分から、アウフグースが始まります。
サ室のドア付近に「信号」(緑・黄・赤のランプ)があります。
緑は入室可能、つまりもうすぐアウフグースが始まるってサイン。
黄は入室不可で、アウフグースが終わって空気の入れ替え中(たぶん)。
赤は入室不可で、アウフグース実施中。
こんな感じです(あくまでもたぶん)。
何か間違ってる箇所があったらゴメンナサイ。
ドイツ語ほんとにまったくわからないので、想像と直感だけで書いてます。
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「スキ」は励みになります。よろしくお願いします。