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天才太田の子育て道〜偏差値40の息子2人が、世界大学ランキング6位のUCバークレーに合格するまで〜

はじめに

日本の不況が長く言われ、人口も減り始めていくなか、
なんとなく、これからの日本はまずい感じになっていくのではないか。
自分の息子たちには、グローバルで活躍できる力を身につけさせることが大事ではないかと考え、アメリカの大学に行かせることを決意。
結果、超上位校のUCバークレーに2人とも合格することができました。

心から嬉しかったし、本人たちが本当に努力した結果なのですが、一方で「父親として、ここまで本当に大変だった」というのが正直な気持ちでもあります。

英語もほとんどできない状態の息子たちの留学、私も彼らもまったくわからないことばかりの海外での生活。
親として不安なことばかりで、今思い出しても、心が締め付けられるような気持ちになります。

高校までずっと実家暮らしだった息子たちがアメリカで生活していけるのか。TVで銃撃のニュースを見るたびに、彼らは大丈夫なのか、いつも心配でひやひやしていました。

アメリカ留学に夢を持つ一方で、心配や不安の尽きない親御さんや、高校生はたくさんいると思います。
留学を考えている日本の皆さんに、少しでもUCバークレーやその他の上位大学を目指していただきたいという思いもあり、これまでの自身の取り組みを振り返り、一度これを纏めておこう。そして他の皆さんにも興味があればお伝えしたい、と思うようになりました。

高校までまったく勉強のできなかった彼らが、二人ともUCバークレーに受かったんです。誤解を恐れずにいうなら、日本の高校生は皆、UCバークレーやUCLAを目指せるんだと思います。このまとめが皆さんの参考の一助になればと思います。

自己紹介

改めまして、ここで少し自己紹介を。太田芳徳です。
1968年に愛知県岡崎市に生まれ、名古屋大学工学部航空学科を卒業しました。
大学卒業後は株式会社リクルートに入社。

「リクナビ」で知られる求人広告の事業部にて、営業や企画、そしてコンサルティングに従事しました。
コンサル領域では、大手企業のビジョン策定や戦略の浸透支援、組織変革、人事体系・育成体系の設計、採用広報戦略と幅広いコンサルティングを手がけていました。

また新規事業の開発にも携わり、創出したサービスは3年連続でリクルート全社の「イノベーション賞」を受賞しています。

社内でついたアダ名は「天才太田」。
リクルート社内報の「かもめ」では、【天才太田の発明道】という連載コーナーを持ち、社員の悩みに画期的な?発明品(ほとんど工作)で応えてきました(笑) 決して私が「天才」というわけではなく、単なるアダ名です。

リクルート社内報「かもめ」で連載していた天才太田の発明道

リクルートを退職後はコンサルティングサービス等を手がける株式会社ハンゾーを起業。

そして2019年、認知症の早期発見と予防を目指し、株式会社脳活性総合研究所を起業。高齢者が豊かで健康な生活を送れるよう、認知機能検査「脳検」や、脳年齢測定器を開発・提供しています。

偏差値78の親から生まれた、偏差値40の息子たち

大学受験時の数学の偏差値は78.8で全国6位。物理は76.1で19位と、私は受験戦争真っ只中で戦い、残ってきた側の人間でした。

そんな私にも息子が2人でき、彼らも私と同じように、放っておいても旧帝大や早慶には入れるだろう、と思い込んでいました。

ところが蓋を開けてみると、びっくり!

二人の偏差値は40。悪いときは40以下にも。。
完全に未知の世界でした。

勉強において、子供のころから全く苦労したことのない私にとって、どうやったら勉強ができるようになるのか。また有名大学に入れなかった後の進路は、どうしたらいいのか。親としてどうサポートしたらいいのか。全く見当もつきませんでした。

そこから時は流れ、2023年の9月に長男は世界大学ランキング6位のUCバークレーを卒業。
シンガポールの広告会社に就職し、日本ではありえない初年度の年収770万円!(当時のレートで)をもらえるまでになりました。
そして次男も、2024年5月に、晴れてUCバークレー合格の切符を手にし、9月に入学。

2023年9月に長男はUCバークレーを卒業

偏差値40前後だった2人の息子たちがどうやってUCバークレーに進学できたのか。
このnoteでは私たち親子の試行錯誤の道のりを少しずつ綴っていこうと思います。

決して「この教育方法がいい」とか、「アメリカの大学進学こそが正しい選択」ということをお伝えしたいのではありません。
「こういう方法があるんだ」ということをお伝えしておきたい一心で纏めようと思っています。

私もこの方法を知らなかったら、絶対に彼らをUCバークレーに行かせることはできませんでした。
「知らないと損」を少しでもなくすことができればと思っています。

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