リーマンショック以降に広がり続けた経済格差にコロナがトドメをさす
低所得層と富裕層の差はリーマンショック以降開きっぱなしになっていた中でのこのコロナショック
益々低所得層には大打撃である。
アメリカでは低所得層の人たちが手当をもらうために長蛇の列を作り感染リスクを高めている。
コロナじゃなかった場合、治療費も全て払わなければならなくなるため余計に病院にも行けず
悪化してしまってから病院に行き手遅れになっている。
日本は皆保険制度がしっかりしている為そんなこともないが日本では検査を受けるまでのトリアージが厳しすぎるため、検査ができる状態になった時点でかなりコロナが進行しているケースが多いと聞く。
知り合いも4回程いろんな方法を使って検査をしてもらうよう試みたが全く検査してもらえず今も自宅療養中である。
話を元に戻すと、
低所得層は固定給が少ない
もしくは、時給で働いている人が多い
そのため働けなくなった途端収入がなくなり、リビングコストを払うだけでも厳しくなっている。
富裕層は今回の株価暴落等で資産を減らした可能性もあるが、その後にうまく立ち回っている人たちはむしろ資産を増やしているのが現状だ。
この差を埋めるのは簡単ではなく、投資をする金もない、生きていくのも大変だという状況の人たちに何かをしろという方が酷な話だ。
どの国の人たちも本当にこういった人を助ける意思があるのなら
日銀や中央銀行のような機能を持つところがお金を印刷してベーシックインカムを作り上げるしか道がない。
今の経済政策のままでは、大企業や上場企業は助かるがそうではない中小事業者や所得の高くない層の人たちを少しずつ嬲り殺しにするかの如く切り捨てていくことになる。
これからの各国の方針や政策でその国が国民をどうしていきたいのかがはっきりとわかってくるのだろうと思うと、この先の日本に対する心配が拭いきれない。
そんな人たちを巻き込めるビジネスやお金を生み出す方法を考え実行できる指導者のような人たちがでてくる、もしくはそういったコミュニティができるかどうかが今後を左右しそうだ。
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