未来のためにAIとつくる絵本「筋肉ムキムキむきエビくん」
凸凹や特性のある子たちにテクノロジーで未来に希望を持って欲しくてスタートした「ダジャレ好きヨッシー塾長のAIとつくる絵本」では、「字が汚なくても、絵が下手でも、ジッとできなくても、気持ちを上手に言葉にできなくても、長い文章が書けなくても、想像力とAIがあれば誰かを楽しませることができるんだよ」というメッセージと共に、ダジャレ好きなヨッシー塾長がAIに画像も文章もサポートしてもらいながら描いています。
筋肉ムキムキむきエビくん
むかしむかし、深い海の底に、とても強くてたくましいエビが住んでいました。そのエビの名前は「ムキエビくん」。彼は体中が筋肉でムキムキで、海の中で一番強いエビとして知られていました。
ムキエビくんは毎日、海底で筋トレをしています。大きな石を持ち上げたり、海藻を引っ張ったりして、どんどん強くなっていきます。彼の夢は、海のすべての生き物を守ることでした。というのも、海には時々、悪さをするサメやタコが現れることがあったからです。
ある日、ムキエビくんがいつものように筋トレをしていると、海の仲間たちが慌ててやってきました。「大変だ!サメが村に近づいてきているよ!」
ムキエビくんはすぐに駆けつけました。サメは大きな口を開けて、海の生き物たちを脅しています。「ここは俺様の海だ!誰にも渡さないぞ!」とサメは叫びました。
ムキエビくんはサメの前に立ちはだかり、大きな筋肉を見せつけました。「この海はみんなのものだ。誰もひとり占めなんてできないぞ!」
サメはムキエビくんを見て笑いました。「エビなんかに俺を止められるもんか!」
でも、ムキエビくんは恐れずに言いました。「筋肉だけが強さじゃないんだ。仲間を守る気持ちが本当の強ささ。」
その言葉を聞いたサメは少し驚きました。ムキエビくんがただ強いだけじゃなく、優しい心を持っていることに気づいたのです。そして、サメは少し反省しました。「お前の言う通りだ。みんなで仲良く暮らすほうがいいかもしれない。」
それからサメは、ムキエビくんと友達になり、他の海の生き物たちとも仲良くなりました。ムキエビくんはその後も、毎日筋トレを続けましたが、筋肉だけでなく、優しさと友情も大切にすることを忘れませんでした。
そして、海の仲間たちはみんな、ムキエビくんを誇りに思い、彼の強さと優しさに感謝しながら、平和な日々を送ることができました。
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このお話のメッセージは、見た目の強さだけでなく、心の強さや優しさが本当の強さであることを伝えています。