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デジタルが子どものスキをサポートしてくれる!子ども×デジタルアート

「デジタルアート」と聞くと、古くは「本物みたいなCG」とか「リアルには表現できない世界」だとか、技術的な側面が注目され、最近だとNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)https://www.sbbit.jp/article/fj/60992だとかの新しい投資対象としての話とか、AIによる画像生成アートなんかも話題にされていますね。

ボクもAIでオモシロ画像つくってTシャツにしてます。

「ごめんなサイ」とか「ワンコ蕎麦」とか、「パンだ!」とか、「ムキムキむきエビ」とか、絶対ウケると思うんだけどな~。

AIとつくったオモシロ画像Tシャツhttps://utme.uniqlo.com/jp/front/mkt/show?id=1011797&locale=ja

まぁその話はいいか。(笑)

そうした大人たちによるデジタルアートのアレコレも全然良いのだけども、毎日デジタルゲームで小中学生と遊びまくるシン・スクールのヨッシー塾長としては、もっと気楽に、遊ぶようにして、ふざけてでもいいから、簡単に自分のイメージを表現するのにデジタルを使って良いよね~と思っていました。

そんな中、任天堂ミュージアムがある京都に住むシンスク会員の小4のアツシが、手先とかはそんなに器用な方では無いけど、想像力や感性が素晴らしくって、今好きなゲーム「UNDERTALEアンダーテイル」のキャラをモチーフに「こんな画像をつくったから見て~」と送ってくれました。


これ、ゲームを知っている子には分かるし響く、なかなか良いアートになってるんですよねー

上手に描こうとか、ステキに見せようとかいうよりも、そのもっと前にある、「オレこんなんスキや~」というのが溢れていて、その想いやパワーに敏感な人なら共感してワクワクしてくるんじゃないかと思います。

いつもシン・スクールで言ってる
「スキルよりもスキを磨こう!」
っていうのは、こういうことであって、それをサポートできるのがゲームも含めたデジタルツールなんだよね~と、改めて思いました。

ただいまシン・スクールでは金曜日をクリエイティ部な日として、バトル系ゲーム以外のゲームをしたり、AIで遊んだり、ZOOMでつながった全国のみんなと絵描き伝言ゲームをはじめとした様々な遊びをしてたりします。

ということで、

そんなボクの想いや考えを、これまたデジタル&AIの力を借りて、もっと大人向けに、マジメな人達にも伝わるようにAIにまとめてもらったのがコチラ↓。

表現するスキルが無い子どもの感性をサポートしてくれるデジタルアートの良さ


現代の子どもたちは、これまでの世代以上に豊かな感性を持ちながら、デジタル技術とともに成長しています。しかし、どんなに優れた感性を持っていても、それを表現するスキルが十分に備わっていない子どもたちは多いです。たとえば、絵を描くのが好きだけれど、思ったように描けない。言葉で自分の思いを伝えたいけれど、うまく言葉が出てこない。このような状況にある子どもたちにとって、デジタルアートが感性を支える強力なツールとなり得ます。

デジタルアートとは、コンピュータやタブレットを使って絵やデザイン、音楽などを制作する技術です。近年では、子ども向けのデジタルアートツールも多く開発されており、プロのアーティストだけでなく、初心者や子どもたちでも手軽に利用できる環境が整っています。このコラムでは、表現するスキルがまだ未発達な子どもたちにとって、デジタルアートがどのように感性をサポートするのか、その魅力と可能性を探っていきます。

1. デジタルアートの手軽さと柔軟性


紙と鉛筆や絵の具を使って絵を描く場合、線がうまく引けなかったり、色がにじんでしまったりすると、子どもはそれを「失敗」と感じ、描くこと自体を怖がってしまうことがあります。しかし、デジタルアートでは、「やり直し」の自由度が高く、消しゴムを使わずに簡単に間違いを修正できるのが大きな魅力です。デジタルツールでは、数タップで元に戻すことができ、何度でもやり直しが可能です。このため、子どもたちは「失敗」する恐怖から解放され、自信を持って描き続けることができます。

また、色彩のバリエーションやブラシの種類も無限に近く、通常の画材では再現できない表現が容易に行えるため、表現の幅が広がります。これにより、子どもたちが自由な発想で作品を作り上げ、自分の感性を思うままに表現することができるのです。

2. 感性を育むインタラクティブな体験


デジタルアートは、インタラクティブな体験を通じて、子どもたちの感性を豊かに育てます。多くのデジタルアートアプリやプログラムは、描いたものがリアルタイムで動いたり、音楽やアニメーションと連携する機能を備えています。これにより、子どもたちは単なる「静止画を描く」という行為を超えて、自分の作品がどのように動くのか、音とどのように共鳴するのかといった新しい視点を体験できます。

このようなインタラクティブなプロセスは、子どもたちの想像力や創造力を刺激し、感覚的なフィードバックを受けることで、自己表現の方法をより深く探求する機会を提供します。たとえば、子どもが自分の描いたキャラクターを動かし、そのキャラクターがどのように世界と対話するかを考えることで、ストーリーテリングの力を養うこともできるでしょう。

3. 他者との共有と学びの場


デジタルアートのもう一つの大きな利点は、インターネットを通じて簡単に作品を共有できることです。子どもたちは、家族や友達、さらに世界中の人々と自分の作品を見せ合うことができ、互いに影響を受けたり、学んだりすることができます。これは、アナログな作品を発表する機会が限られていた過去に比べ、大きな進歩です。

さらに、オンラインで他のアーティストの作品を見ることで、子どもたちはさまざまなスタイルや表現方法を学び、模倣しながら自分のスキルを伸ばしていくことができます。コメントやフィードバックを受け取ることで、自己評価や他者の視点を学ぶ機会も増え、表現するスキルだけでなく、自己の成長を客観的に捉える力も養われます。

4. 自己肯定感を高めるデジタルアート


子どもたちは、自分の作ったものが認められたり、評価されたりすることで自己肯定感を育みます。デジタルアートは、子どもたちに「自分の感性は価値がある」という自信を持たせるのに大きな役割を果たします。多様なツールや機能を使いこなして、自分らしい作品を作り上げることで、子どもたちは自分自身を表現する力を身につけ、さらにはその過程で得た経験が、他の分野での挑戦にもポジティブな影響を与えるでしょう。

特に、感性はあっても表現が苦手な子どもたちにとって、デジタルアートは自分を表現する安全な場であり、彼らが自由に感性を探求するためのサポートとなります。自己表現が苦手であっても、ツールの助けを借りることで自分の内面を形にすることができ、それが次第に自信とつながっていくのです。

まとめ


デジタルアートは、感性は豊かでも表現力が未熟な子どもたちにとって、強力なサポートツールです。やり直しが自由で失敗を恐れずに表現できる手軽さ、インタラクティブな体験による感性の刺激、他者との共有による学び、そして自己肯定感の向上など、多くのメリットがあります。

デジタルアートは、単なるテクノロジーではなく、子どもたちの感性を豊かにし、表現する喜びを感じさせる大切な手段です。これからもデジタル技術の進化とともに、子どもたちがより自由に、そして多様に自分を表現できる環境が整っていくことでしょう。感性を育てるためのデジタルアートの可能性は、まだまだ広がっていくに違いありません。

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吉澤一雅(ヨッシー塾長)
これからも「オモシロと学び」の情報や考え方を伝えていきたいのでサポート頂けたら嬉しいです!