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未来のためにAIとつくる絵本「ぼく、パンだ。」

凸凹や特性のある子たちにテクノロジーで未来に希望を持って欲しくてスタートした「ダジャレ好きヨッシー塾長のAIとつくる絵本」では、「字が汚なくても、絵が下手でも、ジッとできなくても、気持ちを上手に言葉にできなくても、長い文章が書けなくても、想像力とAIがあれば誰かを楽しませることができるんだよ」というメッセージと共に、ダジャレ好きなヨッシー塾長がAIに画像も文章もサポートしてもらいながら描いています。

「ぼく、パンだ。」

パンの国に住む、ちょっと変わった男の子がいました。彼の名前はパンダくん。パンダくんは、名前からして普通のパンダのようですが、実は全身がパンでできている不思議なパンダなのです。

朝になると、パン屋さんからお日さまの光が差し込み、パンの良い香りが町中に広がります。そのパン屋さんの一角に、特別な棚があります。その棚には、カリカリのバゲットや、ふんわりとしたクロワッサン、甘いメロンパンが並んでいますが、その中にパンダくんもいます。

「ボクはパンだ!」とパンダくんは毎朝言います。彼は、自分がパンだということをとても誇りに思っています。でも、見た目はまるで本物のパンダのようなので、時々他のパンたちは彼をちょっと不思議そうに見ます。

ある日、パンの国に新しいパンがやってきました。彼はフランスパンのバゲットくん。バゲットくんはとても長くて、カリカリの皮が自慢です。パンダくんに初めて会ったとき、バゲットくんは驚いて言いました。「君はパンなのに、どうしてパンダに見えるんだい?」

パンダくんは笑顔で答えました。「見た目はパンダだけど、心はパンさ!だからボクはパンだ!」

バゲットくんは首をかしげましたが、パンダくんの明るい性格にすぐに打ち解けました。二人はすぐに友達になり、いろんな冒険をするようになりました。

パンの国では、毎月一度、パンたちが集まって大きなピクニックが開かれます。その日、パンダくんとバゲットくんもピクニックに出かけました。広場にはたくさんのパンが集まっていて、それぞれが自分の個性を披露します。

「あ!パンダだ!」と、誰かが叫びました。みんながパンダくんを見つめます。

「違うよ、ボクはパンだ!」とパンダくんが笑顔で言いました。

みんなは一瞬驚いたあと、大きな笑い声が広がりました。「そうだね!君はパンだ!」みんなが口々に言いました。

その日、パンダくんはパンの国で一番人気者になりました。見た目はパンダでも、彼の心がパンであることを、みんなが認めたからです。

「ボクはパンだ!」と、パンダくんは心から喜びました。そして、彼はこれからも、自分らしく生きていくことを決めました。

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このお話のメッセージは、外見にとらわれず、自分の心や本質を大切にすることの大切さを伝えています。

これからも「オモシロと学び」の情報や考え方を伝えていきたいのでサポート頂けたら嬉しいです!