今日は積読の誕生秘話をお話しましょう
かれこれ積読(つんどく)がたまって
寝室、リビングなどに積読のタワーが構築されております。
私の場合、積読のほとんどが
途中まで読んで、そのままほったらかしのものが
ほとんどで、まったく手つかずの本はさほどありません。
いつまでかはその本をおもしろいと思って読んでいて、
途中から他におもしろそうな本を見つけて購入し、
そっちへ浮気してそのまま読まなくなったパターン。
途中まで読んでいたが、
なんだかおもしろくなくなって
読むのをやめたパターン。
または思っていた本ではなかったので
読むのをやめたパターン。
だいたいこの3種類です。
でも、おもしろくなくなって、
読むのをやめた本はほとんどありません。
そしてこのコロナ禍で外出を控えるなか
部屋の掃除や整理をしているうちに
このもったいない積読をあらためて
復活させることを思いつきました。
「積読復活作戦」です(4字熟語ならぬ6字熟語みたいな)。
まぁ外出を控えるということは本屋に行く機会も減る、
コロナで給与もやや減ったりして
そういう事情もあって新しく本を購入するより
寝る前に必ず目にする
枕元の積読タワーに手をつけるのが
なにより合理的かと思ったしだいです。
なにせ積読なので古い本も多いのですが、
今回、積読から復活させようと思った
ラインナップは以下の通りです。
・光圀伝
・宇宙からの帰還
・間宮兄弟
・暗幕のゲルニカ
・フリーター、家を買う
・コンテクスト・オブ・デッド
さて、数ある積読のなかからまた再度、
日常の読書の対象にする本を選ぶわけですが、
小説の場合、もうほとんど読んだところまでのあらすじを
忘れてしまっているわけで・・・
ある程度のあらすじは覚えていますが、
やはり数ページ、前にもどって読み返さないと読書が復活できません。
●光圀伝
もうおそろしく、ぶ厚い本です。いわゆる鈍器本ですねー。
なので通勤などでの持ち運びは難しい・・・
カバーがすごい!!迫力ある虎の絵が描かれています。
この本では宮本武蔵が登場するシーンがあるのですが
まさしく傾奇者としての宮本武蔵の描写が迫力があり、
当時読んでいた私を勇気づけたものです。
光圀というのは、そう有名な水戸光圀ですね。
ですが、冒頭は非常に鬼気迫るものがあります。
なぜに、こんな書き出しなのか、と考えてしまいます。
●宇宙からの帰還
先日、亡くなられた立花隆さんの著書です。
素晴らしく細かに宇宙飛行について書かれています。
この本はいまだに評判が高く、また読んでみようと思ったしだいです。
この本はまったくの手つかずに近い、ほとんど読み進めていない本です。
●フリーター、家を買う
テレビでもドラマ化された本です。
出張の際に持参していた文庫本です。
サクッとかんたんにストーリーに入ることがてきるので購入しました。
私は飛行機が苦手で、といっても飛行機の雰囲気、
空港の雰囲気は大好きなのですが高いところが怖いということで、
その恐怖心を紛らわすために読んでいた本です。
飛行機では離陸の時が特に怖いので、
この本を読むことで、この本に集中することで恐怖を紛らわしていました。
でも実際はこの本、とても良いストーリーです。
家族思いの息子が一念発起するという、
なかなかのストーリーなのです。
復活させるのには、比較的、以前読んだところの
ストーリーを想い出しやすい本です。
●暗幕のゲルニカ
評判の高い原田マハさんの本です。
あるとき、チェーン店の古本屋で文庫本を見つけて購入しました。
ストーリー自体は割と平坦でわかりやすいです。
アマゾンのレビューなどを読むとラストが素晴らしいというのを、
目にしましたのでまた復活させようと思いました。
電車通勤時の読書にと、考えています。
その他・・・
・間宮兄弟
・コンテクスト・オブ・デッド
まぁヒマに任せてぼちぼち読んでいこうと思っています。
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