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できる人はノートに何を書いているのか?!
★クリエイティブディレクターの「アイデア」ノート術★
まずリラックスしてメモする。
とくにアイデアになるだろうとか考えない。
アイデア創出のために使おうと考えなくていい。
そして
ナンバリング。
1日に何個ぐらいのネタをインプットしているのだろうか
という軽い気持ちでナンバリング。
一貫しているのは気楽に書くこと。
義務感を伴わないようにする。
ただ面白いと思ったことを集めるだけ。
●一軍ノートと二軍ノートにわける
二軍ノートに書いて
一軍ノートに昇格させる
二軍ノートはいわゆる雑記帳
収集した情報は最終的に一軍ノートに書き写されていく。
ただし、すべてではない、
いったん寝かせるプロセスあり。
二軍ノートに書いた情報は
その後、一カ月ぐらい寝かせる。
その期間を経て再び見たときに、
さほど刺激を感じないようであれば
一軍ノートに転記しない。
寝かせることで「選別」をする。
加えて時間を置くと「なぜ、これが気になったのだろう」と反芻できる。
言葉の意味を知らなかったから、その事実が面白かったから、だとすればどう面白かったのか。どの要素に刺激されたのかを振り返って味わうことに意味がある。
反芻をすることで、個々の具体的な情報から「面白さの本質」が引き出される。
それがインプットした情報をアイデアへと転化させる原動力となる。
ネタをジャンルごとに分類せず、仕入れた順にただ羅列するだけ。結果、物理学の法則の次にタレントのゴシップ、その次には歴史のごぼれ話とか、それらのバラバラな情報を見渡していると、予想外な形で発想が湧いてくる。
こうした偶発性が、新奇なアイデアを生むきっかけになる。
現在進行形だけではなく、ノートのバックナンバーにもしばしば目を通す。
出張先に数冊持って行ったり、枕元に置いて寝る前にパラパラとめくってみたりして、記憶から抜け出した古いネタと、仕入れたばかりのネタが掛け合わされて「化学反応」が起こることもある。
パソコンやスマホにアイデアのネタ、メモをストックする人が最近増えている。また企画を考えたりする際にググッたりすると、その目的内、つまり「望んだ範囲内」の情報となるが、手書きノートをざっとめくると、目的外の情報がどんどん目に入ってくる。なので望んだ以上に発想を広げることができる。検索性の高さはネットのほうが上ですが、一覧性とそこから生まれる偶発性はアナログならではの強み。
そして再度、注意したいのは「アイデアを出すために書こう」と思わないこと。そうしないと「目的に合わない」という勝手な判断で、情報を選別してしまう。それを避けるためにリラックスして書く。
いわゆる無駄な情報、役立つかどうかわからないがそういう情報をひたすら面白がって集めるからこそ、膨大な集積からブレイクが起こる。
結果を求めず、まずは楽しむこと。これが一番。