#149 読書の先にある“語書”。40歳からの新しい本の向き合い方。
おはようございます。
本当は別のテーマで書こうとしとったんじゃけど、ふと思ったことがあったけぇテーマを切り替えようと思います。
何がきっかけだったか覚えとらんのじゃけど、最近仕事をしちって「なんか疲れたなぁ」と思うことが増えたんよね。それは寝ても取れんような体の疲れだったり、メンタル的な「しんどいなぁ」という感覚だったり、その両方の時もあるかな。
自分が若い頃は踏ん張れとった疲れなんじゃろうじゃけど、最近は「あれ？これ危ないな」と思うような感覚や瞬間が増えてきたような気がするんよね。じゃけぇ、今まで以上に「ちゃんと休息を取らんといけんな。」と感じとるわ。できればのび太くんくらい睡眠をとりたいなぁw たちまち睡眠を取っととれば大事になる可能性も減るじゃろうし。
一方で40歳を過ぎてから「立ち回りを変えんといけんな」とも思っとるんよね。
独身で若かった頃は、「自分が成長しなければ！」と思ってガムシャラに知識を吸収しようとしとったんですわ。あの頃は自分の成長が目的じゃった気ぃするな。
でも40歳を超えた今は「自分が学ぶ」というよりも「学んできたことを後輩や子供たちにどう引き継ぐか」が大事なんじゃないかと感じるようになりました。それは仕事で関わる部下かもしれんし、自分の子供かもしれんし、自分より若い人たち全般かもしれん。
若い人たちはテクノロジーにも情報にも強いけぇ、自分が25歳の時よりも今の25歳の人たちの方がはるかに能力は高いんよな。実際に今まで出会ってきた後輩たちは自分より有能じゃし、どんな場面でも彼らの方が結果を出すこともあるんよね。
じゃけど、自分には経験という強みがあるけぇそれをミックスさせればもっと面白い結果が出せるんじゃないかと思うんよ。
もちろん、後輩に抜かれる恐怖心は少なからずあるけど、それはそれ、これはこれ。そんなことを考えても仕方がないw 自分の子供が成長して幸せになることを望むのと同じで、後輩たちにも自分が学んできたことや経験をどんどん渡していきたいなと思ってますわ。
このnoteも自分が全く本を読まんかった高校生や20代だった頃に感じたことや、30代手前から本を読み始めて大きく変わったこと・経験したことを伝えたいと思って書き始めました。じゃけぇ、今のペルソナは高校生や20代の頃のわしなんじゃけど、これからは少しずつ対象を変えていくのもええかなと思っています。具体的には小学生の息子とか、リアルに存在する実際に伝えたい相手をイメージするのがええかもしれんね。
ほんで、発信する方法はnoteやInstagramなどのSNSを使うっちゅうのは変わらんけど、やり方は少しずつ変えていこうかなと。
アル株式会社のけんすうさんが「最近のスマホは音声メモ機能が飛躍的に進化した」と言うとったけぇ、もっと使ってみようと思っています。今は書評のメモくらいしか音声メモを使っとらんし。
音声メモのメリットは「考えをまとめながら話せる」ということですね。文字として書くよりも喋る方がわりと頭を使うし、アウトプットのトレーニングにもなるんじゃないかと思うんじゃわ。実際に、仕事で同僚や上司に話をしとる時、考えがまとまってなくても喋り続けることで「あぁ、こういうことか」と自分でも頭の中で整理できることって結構あるよね。これと同じようにnoteを書く時もしゃべることで頭の中で整理され、アウトプットのトレーニングになる、そんな効果があるんじゃないかと思っていますわ。
ただ、音声で話すのって慣れてないと難しいw。思ったことをそのまま喋るのも案外大変で、続く言葉が出てこんのよな。
「こういうペルソナの人に向けて話すんだ」と意識する方が話しやすいんかもしれん。誰かに話しかけるような感じで音声メモを取るのが良さそうじゃな。
音声でのアウトプットにはもうひとつメリットがあって、それは「自分自身の成長にもつながる」ということですわ。
若い人たちに経験を伝えるのは大事じゃけど、自分自身も成長せんといけん。新しいツールを使って、自分が時代についていくことも必要じゃけぇね。
わし自身が40代を過ぎた今は「自分の成長」と「経験の共有」のバランスを変えていく時期なんじゃろうなと感じています。今までは自分の成長を優先しとったけど、これからは経験の共有を優先していくということじゃね。
たぶんそれを意識すればここ最近感じとった日常の何気ない疲労感も、性質が変わってきて踏ん張りの効くものになるんじゃろうと思うわ。これからは少しだけ視点をアップデートして本を読むことの楽しさや魅力を伝えていきたいと思います。
特に小学生の息子にはまだちょっと難しいかもしれんけど、「親が楽しそうにやっている姿」を見せるのが一番。子供は親の背中を見て育つけぇ、まずは一番に伝えることができればと思います。
あとは疲労感が少しでも和らげばええけど（苦笑）
わっしょい（・∀・）ノ