ジブン株式会社:#9 PPM分析を用いて資源配分を決めよう!
こんばんは。
リソースというものは有限なので、どこにどれだけ投入するかが大事になります。
その際の判断基準のひとつとして、木下さんはPPM分析について触れられていました。ボストン・コンサルティング・グループが提唱した「Product Portfolio Management(プロダクトポートフォリオマネジメント)」の略称になり、「市場成長率」と「市場占有率」の2軸によって優先順位をつけるものとのことです。
なんとなく「市場占有率」はシェアでイメージができるのですが、「市場成長率」が自分の中では少しフワッとした理解になっている印象ですね。文字どおり、とらえればいいのですが(苦笑)
ちなみに、この2軸4象限で整理すると次のようになります。
【成長率(高)・占有率(高)】 → 花形
【成長率(高)・占有率(低)】 → 問題児
【成長率(低)・占有率(高)】 → 金のなる木
【成長率(低)・占有率(低)】 → 負け犬
※文字で書くと分かりにくいですが、PPM法で調べると図が出てきますのでそっちを見てください。
これで考えると成長率よりも占有率が重要なのかな?という印象ですね。そして占有率を上げるためにリソースを割くのが良いのではないか?という仮説が出てきました。
ではそれを踏まえて、ジブン株式会社に置き換えるとどうなるか。
「市場占有率」は「個人の影響力」や「専門性」と木下さんは表現されていました。ざっくり考えると、どんなキャラでイメージされているか?になるのかなと思います。
自分事で言えば「読書をするキャラ」というのは職場内では大体認知され始めていますが、SNSでいうとまだまだ伸びる余地があるのかなと思っています。フォロワーも一般的に比較すると多い方ではないですし。
ここをもう少しキャラ立ちするために、オフラインであれば周囲の人へのアピール、SNSであれば継続的な発信が必要なんだろうなと感じました。
「市場成長率」は「個人の成長潜在力」かつ「労働市場で評価が高まる成長率」と表現されていました。自分自身が今後成長する可能性とそれが市場かから求められる程度が軸になるのかなという印象ですね。
ジブン株式会社で言いますと「本を読むことを通じた豊かな人生の構築」ということを経営方針に掲げていますが、これについて自分自身の成長は今後もあると思っています。なぜなら今の知識・経験は実際にモノがあるわけではないので在庫・廃棄という概念もないですし、ストック型のものなので忘れることはあっても基本的にはどんどん積み重なっていくと思っています。
ただし、それが市場から求められるかどうかは何とも言えませんね(苦笑)
コスパ・タイパが求められる中でじっくり本を読む行為というものは、どんどん縮小するのかなと思います。一方でだからこそではないですが、本を読む人をはじめとする何かに対して学び続ける姿勢を持っている人が求められる市場になっていくのかなと思います。
そして、今の自分をPPM法に重ね合わせてみると、やや楽観的な観測ではありますが、金のなる木と負け犬の間に位置するのかなと思います。ただし、占有率を上げるイメージはぼんやりあるので、そこを突きながら金のなる木に寄せていき、さらに花形にシフトをしてさせていく必要がありますね。
幸いなことに自分が今取組んでいることは「本を読む」→「本を読むことの魅力を発信する」であり、これは「市場成長率」「市場占有率」の両方に通じる取組みだと思います。
なので、あとは時間を投入して継続することが大事ですね。
最近は時間が作れなくて、本を読むこともアウトプットで発信することも減っていますが、全盛期の若乃花のように何とか土俵際で踏みとどまって、押し返しをしようと思います。
わっしょい(・∀・)ノ