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2025年 フェブラリーSの予想

■昨年ほどではないにせよ、ハイペースで差し有利が濃厚

 フェブラリーSは過去10回のうち、7回がかなりのハイペースとなっている。東京ダート1600mは最初のコーナーまで約640mと長いため、先行争いが激化するとペースが上がる傾向にある。一方、逃げ馬が楽に逃げられればペースは落ち着く。

 過去10年でもっともペースが落ち着いたのは、インティの逃げ切りが決まった2019年。この年は明確な逃げ馬がインティしか出走していなかった。一方、最もペースが速くなったのは昨年。スプリント路線の逃げ馬ドンフランキーにウィルソンテソーロが競りかける形となり、ペプチドナイル以外の先行馬が総崩れとなった。

 今年は揉まれ弱い(3)ミトノオーがブリンカー着用で出走。ミトノオーも(7)サンデーファンデーも(10)アンモシエラも、スローペースの逃げでダ1800m重賞を勝利した馬たち。

 前記3頭ともテンがそこまで速くないので序盤のペースはそこまで上がらないとは見ているが、あまりにペースを落とせば早々と(11)ペプチドナイルに先頭に立たれてしまうことになる。今年も4F通過35秒6-5F通過57秒9まで上がった昨年ほどではないにせよ、ハイペースで差し有利の展開になるだろう。

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