2024年2月 注目の新譜②IDLES, Brittany Howard
今週の一枚目はフジロック出演も記憶に新しいIDLESの新譜。
Radioheadのプロデューサーとして有名なナイジェル・ゴドリッチのプロデュースだそうで、確かに音響的な味付けをそこかしこに感じます。
ライブもそうでしたが、時として一本調子になりがちな彼らのパンクロックに、ナイジェルの起用は有効なアプローチのように感じました。
2枚目はアラバマ・シェイクスのメンバーでもあるブリタニー・ハワードの新譜。
あまり購買意欲の湧かないジャケですが (笑)、これが意外な掘出し物でした。
アラバマ・シェイクスはブリタニーのソウルフルなボーカルによるストレートなロックが売りでしたが、このソロアルバムはニューウェーブ的でありつつ安易なジャンル分けのレッテルを拒む唯一無二のサウンドが確立されてると思います。
なんというジャンルといっていいのか分からないというのは、昨年のヤング・ファーザーズの新譜を想起させますね。
この2組は今めちゃくちゃオリジナルな音楽をやってると思います。
フェスで見たいな〜!
フジロックで見れたら至福の時間になることは間違いないです。