社会派傑作「私は死にたくない」(1958年)の衝撃
こんにちは。今週も快調に50年代映画を消化しています。
今週はスーザン・ヘイワードがオスカー主演女優賞に輝いた①「私は死にたくない」と「欲望」のミケランジェロ・アントニオーニのデビュー作②「さすらい」の2本を鑑賞。どちらも見応えのある作品で大満足でした。
①は実話の冤罪事件を元に死刑制度の是非を世に問う社会派作品・・と聞くと重苦しさ満載なのですが、映画自体は全編にジャズが流れてスタイリッシュな軽さがあるのが非常に効果的な仕上がり。もちろんスーザン・ヘイワードのドスの効いた