「君たちはどう生きるか?」と問われる
コロナウイルスは全世界に深刻な影響をもたらし、私たちの生活は様変わりしました。
3月後半より舞踊活動を停止し、はや2週間。この間、状況は日々変化し、私も考えが大きく変わりました。
『何を考え、どう生きていけば良いのか…』
環境の変化と共に、生活や生き方を根本から見直す時が来たと感じます。
舞台を創ることで自己表現を追求してきた身としては、「踊りで何かを語ってこそ」と長年考えてきました。とはいえ最近では、自分の作品解説や舞台上での挨拶、講演活動(おしゃべり中心)の機会も増え、フラメンコを知ってもらうため、作品に興味を持ってもらうために「語ること・話すことは不可欠」だと自覚するようになりました。
そもそも口で説明するのが得意でないから、身体で、踊りで、表す道を選んだわけですが…。
しかしながら、今は踊ることも舞台創作も叶わぬ現実を受け止めています。
気持ちも切替わり、考えを整理し少しずつ語り始めようと決めました。
これからはフラメンコ、舞台制作や作品はもちろん、日常生活などを中心に色々と自分なりに語り、豊かな生き方を目指したいです。
是非お付き合いください。
『今をどうするか?』
今、自宅兼オフィスにてひとりで仕事をしています。
通常は、スタッフと共にオフィス業務をしています。2週間前まで、千代田区のスタジオでも、深夜遅くまでスタッフ、舞踊団メンバー達とスタジオ運営や新企画のミーティングを重ねてきました。今は全てオンラインです。
今後も芸術活動を続けたいと、心から強く願っています。
どの業界も、今は試行錯誤のくり返し。
とりわけ踊りに関しては、思い切りのびのびとカラダを動かすことの素晴らしさを身に沁みて感じます。
再びスタジオが稼働したら、、、
そのとき新たな風景が見えることでしょう。
踊るということの本当の意味を心から感じる瞬間に出逢えることでしょう。
とその日を心待ちにしながら、
今は今後のスタジオや舞踊団の革新的プログラム、舞台企画、そしてこれまでの作品映像制作など未来に向けた土台づくりに専念します。
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