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手間をかけたポテサラを食べながら「究極の手抜き」について話し合ってみた
「ポテサラくらい作れ!」「冷凍餃子は手抜きだ!」「手抜きといえば唐揚げ」なんて最近ネットで話題になったので、久しぶりにポテトサラダを作りました。ちょうど実家からじゃがいもが大量に送られてきたんですよね。
某串カツ屋のポテサラ風にしました。もう半年くらい行けてない…。
さてポテサラをつまみながら、夫に事の顛末を話していると「じゃあ究極の手抜きってなんだろう?」という話になったわけです。冷凍餃子、唐揚げなんて論外、ポテサラだって買ってきて「盛り付ける」という手間があるじゃないか。そもそも買い物だって手間だろう。などと意見を交わしていく。主婦の目線から提案した究極の手抜きは
「外食」
次点でデリバリー。食べ終わった食卓の片付けがあるからね。
「でも外食は、お金がかかるよね」と、我が家の財務大臣が言う。そう、外食やデリバリー、惣菜を買うのはほとんどの場合手料理より「お金がかかる」。もしかして手抜き発言をする世の旦那様方は、そこも含めて「手抜き」と言ってるのかも?とふと思った。作れば済むのに!余計なお金使って!という。勿論、買った方が安いし早いということも往々にしてある。でも家事をほとんどしない男の中では、きっと冷凍食品や出来合いの惣菜は高くて愛情のない、ついでに美味しくないものというイメージなのかもしれない。アップデートが昭和で止まってる。
夫がいいことを言っていた。
「そもそもご飯を作る代わりに外食やデリバリー、惣菜を買うことは『時間をお金で買う』という行為だと思う。『手抜き』として考えるのはちょっとベクトルが違うかもね」
味の素さんのツイートを思い出した。
冷凍餃子を使うことは「手抜き」ではなく「手“間”抜き」ですよ!
— 味の素冷凍食品【公式】 (@ff_ajinomoto) August 6, 2020
工場という“大きな台所”で、野菜を切って、お肉をこねて、皮に餡を包んで…という大変な「手間」をお母さんに代わってに丁寧に準備させていただいています。(続)
私は専業主婦で、時間がある方なのでかけられる手間はかけていると思う(その方が「安く済む」という部分において)。それでも「あっ今日ちょっと無理」というときのために冷凍餃子をストックするようになって、気持ちがすごく楽になった。特にコロナで自粛ムードになってからは、買い物に行く回数を減らしたいけどおかずが…みたいなときに大活躍した。ちなみにコスパもいい。
唐揚げに関しては家で揚げたほうが断然コスパはいい。それに私は揚げ物屋で10年以上働いているので、正直揚げ物を大変だと思わない…が、これには夫が顔をしかめた。揚げ物なんて準備も片付けも大変じゃん。一人暮らしのとき絶対手を出せないと思った料理だよ、という。よくわかってるじゃん。来週は唐揚げにしよう。
結局、究極の手抜き料理に決着はつかなかったけど、一緒に美味しく楽しく食べられればそれが一番幸せだよね。
こんなご飯でも許してくれる夫でよかった。めでたしめでたし。