"目を閉じておいでよ"なんて、クサくて言えねぇよ 『負けヒロインが多すぎる!』6話感想
5話の感想がこちら
『負けヒロインが多すぎる!』の6話を観てから、一つの曲が頭から離れない。
Barbie Boysの"目を閉じておいでよ"だ。
Barbie boys - 目を閉じておいでよ
作詞、作曲 いまみちともたか氏
ハーレクインコミックスかよ!!
と思わず笑ってしまうぐらい恋愛上級者な歌詞。
やさしいだけの奴は、光希。
やさしい。上に鈍感な男ほどクソな男は、いねぇわな~
嫌な奴だったら、いっそ、嫌いになれたのに。。。
温水の前では、光希に好かれようと頑張らずに、
"そんな ポーズなんて、今日は、無くっていい"
バスに乗った焼塩に"目を閉じておいでよ""顔は、奴と違うから"
なんて、言えるのだろうか。
でも、言わなくちゃいけないよな。
それと同時に、温水の立場も考えてやって欲しい。
彼も自尊心がブラックサンダーより、小さいのだ。
袴田や光希のような豊橋名物 大あんまきでは、ないのだ。
彼は、焼塩が乗ったバスをただ、見つめるだけで、精一杯だったんだ。
焼塩の作ったおとぎ話の中で、光希と彼女の間には、格差があって、お姫様に近づこうと思って、彼女なりに必死で、頑張ったんだ。
そんな彼女に自分が温水なら、何が出来るだろう。
おとぎ話が"めでたし めでたし"で、締めくくられた後、バスに無理やり飛び乗って、
"女の子がそんな悲しい顔してたら、一人に出来ないでしょ"
"顔隠しといてやるから、思い切り泣けよ"
書いてて、恥ずかし。。。死にたくなって来た。
自分が袴田や光希なら、これを言える。
でも、自分も温水も言えない。
言える男になりてぇーなー。
ちなみに、八奈見さんは、なぜ、追っかけなかったのか。
八奈見 "あーゆー時は、男が行った方がいいのよ"
と自分の中の八奈見さんがおっしゃっておられます。
4話の袴田といい、負けヒロインは、鈍感な男共に気付きを与えてくれますね~。