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【秋田・男鹿】ナマハゲが積んだ石段の赤神神社、夕食は名物石焼の実演も

見知らぬ街で自分が全く孤独だと気づくことは、世界でもっとも大きな喜びのひとつである。

Freya Stark


 先週は、東京から秋田まで新幹線で移動して車内で美味しいお弁当を食べたこと、市内にある秋田城を観光したことを以下の記事に書きました。

 今回はこの続き、レンタカーで男鹿半島に移動して赤神神社五社堂を観て、この日の宿の『男鹿ホテル』で食べた豪華な夕食についてご紹介します。



本格的な味わい、甘さ控えめコーヒーゼリーパフェ

 男鹿半島に入り、まず最初に寄ったのは超デカいナマハゲが目印となる男鹿総合観光案内所。
 案内所に併設して店舗を構える『アメヤ珈琲』でパフェを食べたところ、甘さは控えめで苦味のあるシロップがいい味。珈琲ゼリーもしっかりとコクと苦味がある本格的な珈琲の味わいで、こんなに美味しい珈琲ゼリーは久々。さすがはこだわりのある珈琲店だなと感心するいい味でした。


ナマハゲが本当に出てきそうな赤神神社五社堂

 男鹿半島でどうしても行きたかったが赤神神社五社堂。この日は転機が良くなかったんですけど、鬼が積んだとされる999段の石段を登ってみたかったんです。
 濡れて滑るところを避けながらゆっくり、五社堂の入り口に到着すると、なんとも神秘的な風景を見ることができます。神社はあちこち参拝しているものの、これほどまでに異形な感のあるところは初めてでした。
 石段を歩くのは大変ではあるものの、せっかく男鹿に行ったのなら参拝して損はない神社。ここはオススメです。

男鹿ホテルの豪華な夕食、石焼の実演が記憶に残る迫力

 男鹿ホテルはの夕食はボリュームたっぷりで味もよし。
 4種の前菜はどれも新鮮で旨味が深く、ビールにも酒にもよく合う味、お造りのヒラメ、真鯛、マグロ、タコ、カンパチにはイクラは新鮮なのは言うまでもなく、それぞれの刺身を飾る野菜との相性もよし。
 真鯛の幽庵焼きはトマトの酸味と真鯛の相性がよく、炭火焼きは5種類の食材から2品を選べるとのことでサザエの壺焼きとハタハタの一夜干しをチョイス。更には牛ステーキと若鶏の山椒焼きのプレートまで出てきて、ここまででお腹パンパン。
 なんてところにメインイベント、男鹿名物の石焼実演が始まるんです。石焼というのは焼いた石で煮立てた味噌汁で、普通に作ったものよりも深みがあり、食材の食感も柔らかくなっているような気がします。寒い日には、何杯でも飲みたくなるような味わいなんですよね。
 締めは鯛めしといぶりがっこ、そしてデザートまであって、かなり気合を入れないと食べきれないこと間違いなし。大満足の夕食でした。


見かけは少々古くとも、露天風呂は広々で快適な男鹿ホテル

 男鹿ホテルは、外見から想像するに昭和の最後くらいの建築なのか。決して新しいとはいえないものの、綺麗にメンテされた館内は好印象でした。
 部屋はノーマルな和室、8畳の部屋に広縁つき。窓からの景色もなかなかよく、少し離れたところには海も見える立地というのもいいですね。
 スタッフの方の優しい応対も素晴らしく、機会があったとしたらこのホテルにリピすると思います。


 なんてところで今日はお仕舞い。旅の2日目については以下をご覧頂ければと思います。


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