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【百年ニュース】1921(大正10)8月23日(火) 初代イラク国王にファイサル1世(ファイサル・イブン・フサイン)が就任。バクダッドで戴冠式が行われた。1927北部キルクークの油田発見で国が発展。当初はイギリス委任統治領メソポタミア統治下の王だったが,1932イラク王国独立が承認された。1933没,享年50。

初代イラク国王にファイサル1世が就任しました。正式な名称はファイサル・イブン・フサイン(Faisal I bin Al-Hussein bin Ali Al-Hashemi)。第一次世界大戦中もアラブ独立のため尽力し、直前の選挙で国王に選出された。英国の委任統治貝下のバクダッドで戴冠式が行われました。その後1927年には北部キルクークの油田発見で国が発展するきっかけをつかみます。当初はイギリス委任統治領メソポタミア統治下の王でしたが、1932年にイラク王国の独立が英国により承認されました。1933年に死去、享年は50歳でした。

映画『アラビアのロレンス』(1962)では、オスマン帝国からの独立運動を指揮するファイサル王子(のちのファイサル1世)をアレック・ギネスが演じました。ファイサルがイラク王となったこの頃、アラビアのロレンスことトーマス・エドワード・ロレンス(Thomas Edward Lawrence)は本国に戻り植民地省中東局でウィンストン・チャーチル植民地大臣のもと働いていました。

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ファイサル1世 (2)

ファイサル1世 (1)


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吉塚康一 Koichi Yoshizuka
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