【百年ﾆｭｰｽ】1921(大正10)5月6日(金) 日本画家の池田輝方が死去。本名池田正四郎。妻の池田蕉園も著名な女流画家で,多くの共同製作を残すなど「おしどり画家」として知られていた。妻の蕉園が1917(大正6)肺結核により31歳で死去。あとを追うように輝方も38歳で同じ肺結核で没した。享年38歳。

日本画家の池田輝方が死去しました。本名は池田正四郎。妻の池田蕉園（しょうえん）も著名な女流画家で、多くの共同製作を残すなど「おしどり画家」として知られていました。

美人画、風俗画を得意とし、雑誌や新聞の挿絵、単行本などの木版口絵も多く描きました。妻の蕉園が1917(大正6)肺結核により31歳で死去。あとを追うように輝方も38歳で同じ肺結核で没しました。享年38歳。ふたりの墓所は台東区谷中の谷中霊園にあります。