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【百年ニュース】1921(大正10)9月15日(木) 米国で映画『小公子(Little Lord Fauntleroy)』公開。製作と主演はスター女優のメアリー・ピックフォード。監督はメアリーの実弟ジャック・ピックフォードとアルフレッド・グリーン。原作はフランシス・ホジソン・バーネット。日本では川端康成の翻訳が有名。
米国で映画『小公子(Little Lord Fauntleroy)』が公開されました。製作および主演は当時のスター女優であったメアリー・ピックフォード(Mary Pickford)、そして監督はメアリーの実弟ジャック・ピックフォード(Jack Pickford)とアルフレッド・グリーン(Alfred E. Green)でした。主演のメアリーのほか、クロード・ギリングウオーター(Claude Gillingwater)、ケート・プライス(Kate Price)が出演しました。
映画『小公子(Little Lord Fauntleroy)』(1921)
原作はバーネット夫人 (Mrs. Burnett)、正確な名前はフランシス・ホジソン・バーネット(Frances Eliza Hodgson Burnett)です。日本では川端康成の翻訳が有名です。『Little Lord Fauntleroy』はバーネット夫人が1886年に書いた児童小説ですが、4年後に最初に日本語訳をした若松賤子がタイトルを『小公子』とし、その後も受け継がれました。
多くの日本語訳が出ましたが、今年2021年3月にも新しい翻訳による『小公子』が出版されました。
バーネット著,土屋京子訳『小公子』光文社古典新訳文庫,2021
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