【百年ニュース】1921(大正10)12月6日(火) 英愛条約締結。イギリス帝国内の自治領としてアイルランド自由国が建国された。しかし同国はすぐに南北で内戦状態となり,北アイルランド議会は英愛条約の条項に基づき自由国から離脱を決議しイギリス統治下に残留することとなった。
英愛条約(Anglo‐Irish Treaty)が、アイルランド国民議会代表団とイギリス政府代表団の間で調印されました。
イギリス帝国内の自治領としてアイルランド自由国が建国されることとなりました。しかし同国はすぐに南北で内戦状態となり,北アイルランド議会は英愛条約の条項に基づき自由国から離脱を決議しイギリス統治下に残留することとなりました。
1920年12月に成立したアイルランド統治法に基づき,すでに1921年6月に発足していた北アイルランド議会はそのまま存続することとなり,南北の境界線はのちに改めて,双方各1名の代表とイギリス政府の任命する議長,計3者からなる国境委員会が定めることとなりました。
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