【百年ニュース】1921(大正10)12月4日(月) 魯迅『阿Q正伝』の連載が始まる。魯迅の最高傑作となった。1922年2月12日まで新聞『晨報副刊』の「開心話(気晴らし話)」欄に巴人の筆名で連載された。ユーモアに満ちた暢達な文体で,飄忽な主人公「阿Q」を通し,蒙昧な中国社会の根深い問題を鋭く描き出した。
中国の新聞で魯迅『阿Q正伝』の連載が始まりました。この作品は魯迅の最高傑作となりました。1921(大正10)12月4日から翌年の2月12日まで新聞『晨報副刊』の「開心話(気晴らし話)」欄に巴人の筆名で連載されました。
ユーモアに満ちた暢達な文体で,飄忽な主人公「阿Q」を通し,蒙昧な中国社会の根深い問題を鋭く描き出しました。現代にも通じる深刻なテーマで中国はもちろん日本でも読み継がれています。
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