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【百年ニュース】1921(大正10)7月31日(日) 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの創立者ピーター・ベネンソン誕生。オックスフォード大卒後ロンドンで弁護士に。1961「良心の囚人」釈放運動が国際的団体に発展しアムネスティとなる。1977アムネスティはノーベル平和賞受賞。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの創立者ピーター・ベネンソン(Peter Benenson)がロンドンで誕生しました。オックスフォード大卒したあと地元ロンドンで弁護士になりました。人権派弁護士として活動していたピーターですが、1961年に、当時のポルトガルの独裁政権であったアントニオ・サラザール政権のもと、あるポルトガル人学生2名が自由を求めて乾杯したため7年の懲役刑を言い渡された、というニュースに怒りを覚え、積極的な社会活動を開始します。
ピーターは、イギリスの有力新聞オブザーバーに「忘れられた囚人」という題面の意見広告を載せ、大きな反響を得ました。さらにピーターは「良心の囚人」という概念を提唱し、それら囚人の釈放運動を始めます。これが国際的団体に発展し、アムネスティとなりました。ピーター自体は1964年以降、自分自身の健康問題もあり活動から遠ざかっていき、1967年には脱退してしまいますが、1977年アムネスティはノーベル平和賞を受賞することになりました。
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