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【Voicy】#いま行きたいところ ふるさと新潟での、#大晦日の過ごし方。(2021.11.9放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はVoicy編集部が募集中の「#いま行きたいところ」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「ふるさと新潟での、#大晦日の過ごし方。」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

さて御存知のように日本のコロナウイルス感染者数が急速に減少しています。昨日11月8日の東京都の新規陽性者数は18名でした。思い出してみますと、今年の夏ちょうどお盆に当たります8月13日の新規感染者数が5,908人でした。わずか3か月でここまで劇的に減ることを想像できた人は少なかったと思います。まさに想定外の減少という言い方が適当でしょう。

引き続き十分に注意する必要はあると思いますが、このコロナ禍で長期間にわたって制限がかかっていた人々の移動や行動が、今後徐々に解除される方向なのは間違いないと思われます。今まで我慢してきた分、あそこにも行きたい、ここにも行きたい、という気持ちが芽生えている方が多いのではないかと思います。そのような思いを反映してVoicy編集部の募集テーマも「いま行きたいところ」という話になるわけです。

私が今もっとも行きたいところはやはり故郷新潟です。9月末で緊急事態宣言が解除されたことをうけて、先月の週末にとんぼ返りで墓参りに行ってきました。2年ぶりの墓参りでした。新潟の墓には自分の父が眠っていますので、やはり間が空くとソワソワした気分になります。その意味では墓参りが出来てよかったのですが、もう少し新潟でゆっくりできたらなという思いもありました。

現在母は東京に出てきているのですが、新潟には弟の家族が住んでいます。弟のほうも子供3人、私も子供3人ですので、6名が全員集合するとなかなかのパワーになります。6名のいとこのうち、中学生1名、小学生4名、幼稚園1名ということで、かなり騒がしいのですが、子供たちにとっては至福の時間のようです。それを見ている大人たちも幸せな気分になります。

実際この年末年始、新潟に帰る予定にしています。新規感染者数が再び急増したり、緊急事態宣言が再び発令されたりというような特殊な要因がない限り行くつもりでおります。ウチの年末年始のルーティーンについて話をしますと、父が存命だった子供の頃からそうなのですが、大晦日は午後から家の神棚の掃除をして、昨年のお札やらしめ縄やらを纏めます。そしてやや早い時間帯、だいたい夕方17時くらいに、新潟の鎮守である白山神社にお参りに行きます。そこでいわゆる「浄火」をします。地域によっては「お焚き上げ」とも呼ぶようです。炎のなかにそれらの古いお札、お守りを投じて、1年の無事と感謝の気持ちをこめて、年末の締めくくりをします。

この浄火が結構大きくて熱いのですが、この火にあたると風邪をひかないとも教えられました。気分の問題かも知れませんが、心が清められてそんな気持ちになります。そしてその浄火でスルメを焼きます。竿の先にスルメイカをつけたものが売られていまして、1本1,000円なのですが、これを買います。そして浄火であぶると美味しく焼けるのです。この風習なんですが、どうも新潟と山形の庄内地方だけだという話を聞きました。子供の頃は全国各地で年末にはイカを焼いていると信じて疑わなかったのですが、どうもこれはローカルな風習で、新潟以外の人からすると「何それ」という感じのようです。皆さんの地域は如何でしょうか。

神社の帰りには「ぽっぽ焼き」です。これもローカルな食べ物で、昔は全国で売られていると思っていたのですが、どうも新潟の下越地方だけのようです。薄力粉(はくりきこ)と黒砂糖で出来た、いわば蒸しパンなのですが、美味しいです。東京生まれのうちの子供たちも大好きです。できたてのアツアツの状態で食べるのがポイントで、冷めるとともに味が落ちてしまいますので、みんなで一気にワッと食べるほうがよいです。値段は確か30本で1,000円だったと思います。

そして19時くらいには家に戻り、あとは紅白歌合戦を見ながら家族で団らん、というのが変わらない我が家の年末の過ごし方です。

ということで、本日は「#いま行きたいところ「ふるさと新潟での、#大晦日の過ごし方。」というタイトルでお送りいたしました。もしご参考になったのであれば大変嬉しいです。そして是非是非フォローを宜しくお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。


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