【百年ニュース】1920(大正9)4月16日(金)栃木町の伊藤銀行(栃木農商銀行)が休業。開店後午前11時突如一週間の営業中止を発表。増田ビルブローカー銀行に続き2行目の休業。経営者伊藤芳次郎(二代)は安田善次郎に救援を求め22日に安田銀行より100万円の資本注入、傘下入り。
伊藤銀行を救済した安田善次郎は1920当時すでに81歳。1909に一度引退し婿養子安田善三郎に家督を譲るも、1919に善三郎を離縁し復活。安田銀行(旧第三国立銀行)を中心とする安田財閥は三井三菱住友と並び四大財閥と呼ばれた。翌1921朝日平吾に奸富とされ暗殺。しかし死後多くの匿名寄付が判明した。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートをお願いします。100円、500円、1,000円、任意のなかからお選び頂けます。いただいたお金は全額、100年前の研究のための書籍購入に使わせていただきます。サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。ありがとうございます。