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【百年ニュース】1921(大正10)12月16日(金) イタリアのアニメーター,トニ・パゴーがロンバルディア州ロンチェッロで誕生。1963年に兄のニノと共に『カリメロ』を生み出し,イタリア国内で全290話が製作された。1972年には日本でもテレビアニメシリーズとして放映され人気を博す。トニは2001没,享年79。

「カリメロ」の生みの親、アニメーターのトニ・パゴー(Toni Pagot)がイタリア北西部ロンバルディア州のロンチェッロで誕生しました。本名はアントニオ・パゴー。13歳年上の兄ニノ・パゴーと生涯力を合わせ多くのアニメーションを世に送り出しました。

1938年にパゴー兄弟により設立された「パゴー・フィルム」はイタリアに設立された初めてのアニメーション・スタジオです。映画作品はそれほど成功しませんでしたが、テレビの時代になると大きく飛躍しました。

1963年にトニや兄ニノとともにテレビアニメーション作品の『カリメロ』を生み出します。イタリア国内で放送が始まるとたいへんな人気を博します。全290話が放送されました。日本には遅れて1972年に紹介されますが、同じく人気テレビアニメシリーズとなります。

トニは2001年7月7日に生まれ故郷の街ロンチェッロで亡くなりました。享年79歳でした。

ニノ・パゴーとトニ・パゴーの兄弟
ニノ・パゴーとトニ・パゴーの兄弟
『カリメロ』は世界中で愛された
『カリメロ』は日本テレビ系列で1972年より放映された


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