【百年ニュース】1921(大正10)12月12日(月) 女性天文学者ヘンリエッタ・スワン・リービット(Henrietta Swan Leavitt)が死去,享年53。1868年マサチューセッツ州で誕生。ハーバード大学で天文学を学び,髄膜炎により聴力を失いながら研究を続けた。変光星を数多く発見し変光周期の論文が高い評価を得た。
女性天文学者のヘンリエッタ・スワン・リービット(Henrietta Swan Leavitt)が死去しました。享年は53歳でした。
1868年ヘンリエッタはマサチューセッツ州ランカスターで誕生しました。父のジョージ・ロズウェル・リービットは会衆派教会の牧師でした。ヘンリエッタはオハイオ州のオーバリン大学(桜美林大学の名称由来)、続いてハーバード大学で天文学を学びました。
ヘンリエッタは髄膜炎により聴力を失う悲劇に見舞われましたが、天文学の研究を続けました。1904年に変光星の調査を本格化させ、1907年までの間にマゼラン星雲内に1,777個の変光星を発見し一覧表を作成しました。1908年学術誌『ハーバード大学天文台年報』に変光星に関する論文を発表。そのなかで変光周期について指摘し高い評価を得ました。
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