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【生理学】自由意志は存在するか?・・・ChatGPTさんに聞いてみました。

1983年の生理学者ベンジャミン・リベットらによる実験が面白い。

指を曲げる時の反応なのだけど、

まず指を動かすための脳の活動が生じ、その350ミリ秒後に指を曲げようという意志が自覚され、そこから200ミリ秒後に指が曲がり始める(p.185)とのことなのだけど、

・・・ということは、「人間の自発的な行為であっても、その始まりは無意識的(p.185)」ということになります。

意識化される前に、実はもう決断していることなのかな?

別の選択肢の脳の活動は、同時に始まっているということはないのかな?

「時間」はなぜ存在するのか」 吉田伸夫 著 SB新書より。

・・・ということでChatGPT先生に聞いてみました。お答えは;

リベットの実験では、特定の行動(指を曲げる)に関連する準備電位が観察されましたが、別の選択肢(例えば、指を曲げないという選択肢)に関連する脳活動が同時に起こっているかどうかは明示されていません。しかし、近年の研究では、複数の選択肢が同時に脳内で「競合」し、その中から最終的に一つの行動が選ばれるというモデルが提案されています。これは、脳が複数の可能な行動を並行して準備しており、その中から一つが意識的に選ばれるという考え方に近いです。

したがって、リベットの結果は、「意識的な意思決定は無意識的なプロセスに遅れて起こる」という点で、自発的な行為の無意識性を示唆していますが、これは選択肢が単一であった場合の話です。別の選択肢も同時に無意識的に準備される可能性があることは、さらに研究が必要な分野です。


https://wired.jp/2016/06/13/free-will-research/ より


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