夫をおもう
「亭主元気で留守がいい」ほんと、その通り
ママ友たちは、口を揃えて盛り上がる。
大好きだったあの声も、いつしか呼ばれると面倒になり
大好きだったあのたくましい体も、暑苦しくて寝苦しくなり
大好きだったあの優しい手も、触れられると逃げたくなる。
それでも、生活をしていくうえで夫は必要不可欠な存在なのだ。
子供のお父さんとして
妻の夫として
家庭を支えていく一人として
だから、単身赴任ぐらいがベストなのだろう。
人は、毎日、同じことを繰り返していると
それを「あたりまえ」にあるものと感じるようになる。
ものだって人だって、環境だって。
その感情は、責められるべきものではない。
毎日、毎日、この瞬間は奇跡だ、感謝しなさい
なんて思っていたら息苦しくてしかたない。
だからといって、肯定されるべきものでもない。
あたりまえに慣れすぎると、大切なこと大切な人を見失ってしまう。
どちらの感情もバランスよく共存して欲しい。
きょうは父の日。
「亭主元気で留守がいい」
なんて言葉は我が家には関係ないが、朝から喧嘩をしてしまったので
夕飯はハンバーグを作って、ケーキの準備をしよう。
「あたりまえ」に感謝しよう。
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