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ワーママ仕事術 「自分の時間を取り戻そう」ちきりん著を読んで
noteを始めた半年ほど前は仕事が暇すぎて悩んでいたが、今は仕事が忙しいことで悩んでいる。
しかしながら最近読んだ本によりストレスフリーになってきたので紹介したい。
かの有名なちきりん氏の著である。
ちきりん氏の「自分のアタマで考えよう」は学生の頃に読んでいたく感銘を受けたっけ。
Xでお勧めされていたので読んでみた。
読み始めた頃の感想は…
そんなの知ってるわ〜耳にタコ!!!!!
そうこの本のメッセージは「他人の目を気にせず、自分が価値あると思うものに、自分のリソース(時間•体力•お金)を投入せよ」である。
時間術系の本、色々読んできたが基本的に切り口は違えどみんなメッセージは同じ。(私調べ)
ちきりんの切り口は「社会が生産的になってきているから生産的にならないと取り残されるよ」
この本は「時間は限られているから全てをやるのは不可能」
この本は「いつかみんな死ぬのだから」と言ったところか。
そんな本を読んで、既に時短で仕事時間は圧縮し、家事は手抜きしまくり、気乗りしない誘いは断り、家族時間を大事にしている私にとってはそんなの知ってるよ!!!って話だった。
しかしこれを読んでから私は確実にストレスが減ったと感じる。
その理由はズバリ…
仕事で圧倒的に高い目標を持つようになったことではないかと思っている。
本を読む前の私の目標は「産休前と同じアウトプットを時短のまま出すこと」であった。
それだとまぁちょっと頑張れば達成できるので、ちょっとだけ頑張って、しんどいなー、疲れたなーと感じていた。
しかしちきりん的には生産性を上げるには圧倒的に高い目標を掲げる必要があるらしい。
そこで私は、1日でここまで終わらせようと思っていた仕事の量の2倍を目標にすることにした。
私は研究開発職だが、実験自体は派遣スタッフにやってもらい、自分は内容を考えたり、結果を受けて製品設計に反映したり、プロジェクト自体の方向変換を提案したりと、考えるタスクが多い。
とはいえものづくりなので現物•現場を見るのには時間はかかるし、コミュニケーションや雑務にも時間を取られるので、考えるタスクは1日に3,4できれば良いほうだった。
夕方には疲れて雑務しかできないことも多かった。
その考えるタスクを2倍こなすことを目標にしたら、意外と1.5倍くらいはこなせるようになり、集中力の持続時間も長くなったのだ。
そして仕事がめちゃ早く終わること、それはとても気分爽快でストレス解消になるのだと知った。
そう、私は「他人の目を気にせず、自分が価値あると思うものに、自分のリソース(時間•体力•お金)を投入せよ」ということは知っていたし、実践も心がけていたけど
仕事に関してはまだまだ改善の余地があったのである。
産前から上司には「一緒に仕事をしている人の中で1番と思うくらい仕事が早い、アウトプットが多い」と言われていたけど
まだ何倍も生産性を上げる伸び代はあるのだ!!
圧倒的に生産性を上げて転職市場での自分の価値を高めるぞ!!というマインド、まじ大事。
もっと多くの仕事をこなすために時短をやめようと思っていたこともあったけど、しばらく続けようと思います。
最近朝寒くて全く歩かない娘をヒップシートで抱っこして25分歩いて登園、夏は遊びながら45分かけて歩いて降園するのは私にとってかけがえのない幸せな時間なので♡
(ほとんどみんな車で送迎している地域なので、他の保護者には怪しまれているかもしれないけど…知らん)
時短のまま生産性を上げていく!!
さんざん耳にタコなことでも、改めて言われると自分の中の優先順位を考え直すきっかけにはなる。
新たな気づきをありがとうちきりんさん。耳にタコなんて言ってすみません。
まぁこの本が書かれたのがコロナ前の2016年であることを考えると、テレワーク在宅時短を提案して仕事時間を減らし本当にやりたいことをやろうということ自体新しい考えだったのかもしれません。
以上 感想文でした