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やっぱり恵まれてる人こそ最強!

娘に自己肯定感高く育って欲しいと思っている。
そこで最近自己肯定感高そうな友人と会ってなぜそうなったのか観察してみた。

彼女は会社経営の父親、専業主婦の母の元に生まれ、夫婦仲は良くも悪くもなかったとのこと。
田舎の公立進学校からストレートで東大、新卒でメーカーに入社、ずっと勤めている。
(私は同期だったが転職した)


そう、絵に描いたように経済的にも文化的にも恵まれた家庭で育っている。
大学受験や就職で挫折した経験もなし。

そんな彼女は明るく前向きで、どんな困難にも自分ならできる!とナチュラルに思えているように見える。性善説で生きてる。人の幸せを心から喜べる。陰が全くない。もちろん友達も多い。
劣等感の塊な自分から見ると眩しすぎる存在。あまり友達にはいないタイプ。(自然と同じタイプ同士が友達になるよね)

そんな彼女について、実は少し、軽いな、温室育ちのお嬢様?と思っていた。(失礼)
でも今は見方が変わった。
温室育ちこそ最強なのである。

やっぱり前向きに捉える力、自己肯定感の賜物なのか、彼女は仕事でもとても成功している。会社にも貢献している。

彼女だけでなく、そういえば会社で本当に成功している人はみんな育ちが良さそうに見える。挫折経験がありそうな人(私みたいな)は激務部署に配属されてしごかれてやっと使い物になるけど、お嬢様お坊ちゃんは最初からエリートコースに配属されている。そして順調に成果を上げ、会社に、社会に貢献している。
今更ながらその事実に気づいてしまった。

ちょうど彼女に会う日の行きの電車で柚木麻子さんの「Come Come Kan!!」を読んでいたのもある。
「若い頃の苦労は買ってでもしろなんて嘘。苦労したって性格が歪むだけ。苦労しないに越したことはない。恵まれている人はそれを使って社会に貢献すべき。」
これを菊池寛の銅像に言わせるの、本当痛快、最高、天晴れ。(エッセイ「とりあえずお湯沸かせ」によると編集者に言われたことは柚木さんの実体験でもある。)

やっぱり恵まれてる人が最強なんですわ。
私も世間一般から見ると恵まれた家庭に育ったけど(少なくとも経済的に不自由はしなかった)、温かい家庭で育った人が最強なんですわ。

そんな私がしたいこと
仲の良い家庭を作ること
文化的に豊かな環境を与えること
経済的に安心できる環境を与えること

娘は苦労かけずに育ててやりたい!
そんな風に思っています。





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