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【すっぱいチェリーたち🍒】スピンオフ吉田⑩〜介護の世界を知る編〜
記事の締め切りは12月25日。
「すっぱい」が大詰めとなってきてきます。
社長であるおおさわさんは毎日クソ忙しいはずなのに毎日投稿してくれてるのでホントは社長でなくどんぐりではないか?と間違えてしまいそうです。
#どういうこと ⁉︎
#どんぐりは暇なの ?
#どんぐりに失礼じゃないか
#全どんぐりに謝って
#全どんぐりとは ⁉︎
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トシさんの記事を受けて「バンド」と「将来の仕事」について掘り下げていきたいと思います。
#レッツチェリー 🍒
ドラムのほっしーが抜けて急遽、彩子にキーボードとして参加してもらった。
バンド名は「SEKAI NO HAJIMARI」
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早速コピーされたバンドをYouTubeで見つけた。web3と呼ばれる時代。情報の速度は半端なく上がってきている。どっちがオリジナルなのか判断が難しくなってくる。
練習にも熱が入る。クリリスマ会まであと僅かだ。
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バンドの顧問である茶保先生は練習を見守りつつもスタエフで将来の子育てについて「うりも」と名乗るラジオパーソナリティと語っている。
……
多さわこのおばあちゃんの関係で社会福祉士の賀田さんが学校に来ることがある。その縁なのか「活躍する地域の人」という授業で賀田さんが講師として行った授業に参加した。
ケアマネジャーや介護福祉士やヘルパーは聞いたことあったが社会福祉士は聞いたことがなかった。
社会福祉士は心身に障がいのある方や、生活困窮者など日常生活を営むのに支障のある方、介護を必要とする高齢者などの相談にのったり、必要な福祉・医療サービスの提案や調整をしたりするのが仕事です。
聞いたけどよく分からなかった。
賀田さんから「今のところまでで何か質問有りますか?」とあったので吉田は手を挙げて「すみません、具体的にはどこで働く職種ですか?」と質問した。
「良い質問だね」と賀田さんに返されて吉田は嬉しくなった。
「社会福祉士は地域包括支援センターや高齢者施設、病院、障害者施設で働きます。福祉・医療サービスといっても多くの役割があるけど、どれが何なのか分からないよね。例えば、特別養護老人ホームと老人保健施設の役割を答えれる人はいるかな?いないよね。社会福祉士は高齢者施設や病院はもちろんのこと、老人クラブやゲートボールクラブ、将棋クラブなどの地域の資源を知り、その人の生活をより良くするために上手く活用したり繋ぐことをする職業なんだよ」
なるほどー!と吉田は頷く。
「では、普段からあちこちに出歩いて情報をとってこないといけないですね。ゲートボールクラブなんてネットで検索しても出てこないですよね?」
「吉田君って言ったかな。なかなか鋭いね。ゲートボールクラブをやっている人はホームページなんか作ってないしインスタもやってないからね。足を使って情報を集めるしかないんだよね。現地に行ってお喋りして仲良くなることはとても大事なことなんだ。お酒が飲めるとより仲良くなれるぞ。今はお酒を飲まない人が多いからね。年配の方はお酒好きな人が多い。一回飲み会をするだけでグッと距離が近づける。
世界と繋がっているネットでも探せる情報は僅かなんだ。知らないことやワードは検索できないでしょ?モルックやNFTというワードは吉田くんのスマホに出てこないでしょ。吉田君のスマホは吉田君が知っているワードしかオススメとして上がってこないんだ。世界とまではいかなくても地域でもとっても広いんだ」
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吉田はただただ頷くだけだった。
AIが手軽に利用できるようになりなんでも1人でできるようになっていくんだろうと考えていた。
仕事はそこに需要がなければ存在しない。需要とは「人の困りごと」だ。結局「人」なのだ。人と関わっていくことを置いてけぼりにしてテクノロジーに逃げてはダメだ。人と関わる時間を増やすためにテクノロジーを使うことは必要だがテクノロジーを信じ切って人との関わりを粗末にしてはダメなんだ。
吉田が介護という世界のことを知るきっかけになった場面だった。
クリリスマ会に向けて準備が進む田梨木高校。さてどんなイベントが催されるのか。
楽しみですね!
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