【入社エントリ】メルカリからUbieに転職した話
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療プラットフォームを提供しているUbie株式会社の吉川です。
この記事は #Ubieアドベントカレンダー 4日目にエントリーしています。
はじめに
2023年8月。約6年勤めた株式会社メルカリを退職し、Ubie株式会社にJoinしました。
Ubieに入社してから気づけば4ヶ月。新しい環境にもようやく慣れてきて気持ちも少し落ち着いてきたところです。
そのタイミングでアドベントカレンダーも始まり、いい機会なので自身の振り返りも含めて入社エントリーなるものを初めて書くことにしました。
本記事で伝えたいこと
前提として、本記事は具体的な話よりはお気持ち要素が強いです。
制度設計や事業などの具体を語るには紙面が足りない、もっと分かり手の記事を読んでいただく方が確実、もっと言うと直接お話できる方がよい、と思ったからです。
こういう人間がこういう思いを持ってUbieに転職したんだな、ということを感じていただき、Ubieへの興味のきっかけになる事だけに主眼を置いています。
プロフィール
吉川崇(よしかわたかし)
社内では「よしやん/yoshiyan」と呼ばれています
44歳。大阪府出身。妻と3歳の娘がいます。
キャンプ、酒、ギター弾くなどが趣味です。
【職歴】
2013年ごろまで
バイト以外で会社勤めしたことが無かった(自由業)
この辺りの詳細は今回は割愛。また別のどこかで。
とにかく一般的な会社員のような働き方はしてませんでした
2013年-2017年
株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(情報システム部)
情シス未経験なのに色々な経緯で。この辺りもまた追って
2017年-2023年
株式会社メルカリ(Corporate Engineering Team/IT Service)
色んなご縁でJoin。まだ上場前。
ここで今の自分の能力の9割ぐらいを獲得
メルカリでの経験
今回は自分の経歴を多く語るつもりは無いのですが、なぜUbieに転職するに至ったかを語るには、前職メルカリでの経験について少し触れておく必要があります。
2017年に株式会社メルカリに入社し約6年、Corporate Engineerとして活動してきました。
活動内容としては表に出ているもので以下のようなものがあります。
途中Team Managerなども担当し、IT管理者としてだけでなく、ビジネスとマネジメントの面でもたくさん勉強させていただきました。
一方で、一見それっぽい事をしてはいたものの、実際にはIT人材としてもビジネスパーソンとしてもよわよわを極めていました。入社当時に至ってはSlackもOktaもJamfも、もはや利用経験以前に存在も知らなかったというレベル。エンジニアが多数在籍するIT企業の独特なカルチャーなど、自分には無い価値観のものばかりでした。
そんな私なので、成功よりも失敗を数多く経験しました。初期の運用やシステム設計の不備が後の課題となったことなど正直数え切れません。
数年を経て、おかげさまでそれっぽい事は多少言えるようになってきたものの、自身のITキャリアのほとんどをメルカリで積み重ねてきた私にとっては、逆に外の事がほとんど分からない。
気づけば43歳。
ふと立ち止まって過去を振り返り、今後のキャリアを考えた時に思いました。
この多くの失敗と事業成長(スタートアップ期、上場、安定期)で得た経験を一度他で活かしてみたくはないか?試してみたくはないか?と。
メルカリという会社は自身の成長機会をたくさん与えてくれましたし、まだまだやれる事もあったと思いますが、組織もIT基盤もある程度成熟し、必ずしも自分で無くてもよい時期に入ってきたと感じたのも事実です。
何より、43歳という年齢にして、自分が他所で通用するのかが分からない漠然とした不安があり、チャレンジするなら早いうちに、とも考えていました。
そんな風にぼんやり転職を考え始めた2023年春頃、色んなご縁でUbieからお声がけいただくこととなります。
なぜUbieを選んだか
Ubieを選んだ理由は主に下記となります。
Ubieで働くことの意義
自立性の高い組織/ホラクラシー
魅力的な仲間
タイミングと直感
Ubieで働くことの意義
当時の私は医療業界の事に意識を向けたことはなく、ましてやUbieの存在さえ知りませんでした。
ですが、お声かけいただいたのをきっかけに興味を持ち、関連記事を色々と読む中でUbieの「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションに通じる、弊社代表阿部の想いに並々ならぬ感銘を受けます。
共感以前に、自分の日常生活ではあまり意識しなかった医療の課題というものの一端を知り正直ショックを受けましたし、こんな身近なものを何も考えていなかったことに恥ずかしささえ覚えました。
私自身、少々体調が悪くてもあまり病院に行こうとしないが、実際いつどうなるか分からない。自分は良くても娘はまだ幼い。
・・・色々考えさせられました。
転職するなら社会貢献に寄与している会社に、というのは条件の一つとして考えていましたが、医療分野というのはまったくの想定外。同じ社会貢献でも人の生死に直結する事業、そういう分野の会社で働くという選択は、非常に意義深いものかも知れないと感じました。
自立性の高い組織/ホラクラシー
Ubieではホラクラシーという組織運営の思想が採用され、一般的な評価制度を設けていません。
評価制度が無い、というのはどういう事?と多くの方が思うことでしょう。
私自身、それまで想像したことも無く、どのように運営できるのかまったく見当もつきませんでした。
が、上記のような記事や面接を通じ、自律性や協調性を重視する文化が深く根差され成立しているということが分かってきました。
これもまた、Ubieという会社は自分に新たな価値観を与えてくれるかも知れない、という期待を大いに持つに至ります。
魅力的な仲間
カジュアル面談ではなぜCorporate Engineerが今必要なのか、なぜ私を候補として声をかけたのか、組織や事業の過去・現在・未来を含めてつぶさに話してくれました。
特にCorporate Engieneeringという領域において、ITはあくまでhowであって、重要なのは組織全体をアクセラレートする人材である。単なるIT技術者が欲しいわけではないんだ、と。
それは自分の持っていた考え方、そして自分の培った経験を新たに活かせる会社を探したいというWillそれぞれにマッチし、新たなチャレンジの可能性を感じさせるに十分なものでした。
さらに面接においてはIT領域以外のメンバーも面接官に立ち、候補者(私)の実務能力だけでは無く、スタンスやカルチャーマッチを確実に見極めようと真剣に取り組んでいることが質問の内容などから見て取れ、非常に好印象でした。
採用に力を入れる上で当たり前のことではあるのですが、その実現は容易ではないと思います。
ですが、Ubieではバリューとカルチャーを個々人が正しく認識し、強い組織を作るために決して妥協しないという覚悟のほどを、面接時点で感じることができました。
だからこそ信頼できると強く感じたし、こういうマインドのメンバーと働きたいと強く思いました。
タイミングと直感
もうこれは個人によると思いますが、最終的には直感です。
私が次に選ぼうと考えていた会社の条件が当てはまる会社は、探せば他にもあったかも知れません。
ですが、声をかけていただいたタイミング、Ubie事業の現在地と未来、一緒に働いてみたいと思える仲間。
これらがすでに揃っている中で、深く考える時間も勿体ない気がして、他社と比較することもなく、迷わずに飛び込むことにしました。
転職後の感想
そんなわけで2023年8月に晴れてUbieにJoinすることとなりました。
入社から早4ヶ月経ちましたが、とにかく情報量もやる事も多くて日々忙殺されています。
事業内容もホラクラシーも馴染みのないものばかりで複雑で、体制変更もしょっちゅう発生して、それらを理解するだけでも一苦労。もはや追いついていない。
ですが、今とても充実した気持ちで働いています。
現在、自分のRoleとしては主に下記のような事を担当しています。
システムや業務プロセスなど、0から1を創り上げていく作業というのは、プレッシャーは当然ありつつも、自分の経験を活かしたいという正にやりたかった事ができています。
また、IT領域だけでなく組織開発など組織自体を創っていく活動もおこなっています。これは私だけでなくアクセラレーター部門全体でおこなっていることですが、事業を文字通りアクセラレートしていくために必要な活動のひとつです。
これまた非常に難しい領域ですが、ITから離れた新たなチャレンジとして日々試行錯誤しています。
自身の領域はもちろん、事業全体において不確実性の高いチャレンジは数多く、困難な場面はこの先きっとたくさん出てくると思います。
ですが、最高の仲間たちとそれらを乗り越えて事業の成長に寄与し、その先で誰かの命が救われるかも知れないとなったら、これ以上のやりがいは無いのではないでしょうか。
最後に
入社から間もないので今一番気持ちがノッている状況という側面があることは否定できないですが、それでもやはり、今、とても充実しています。
長々と現在の気持ちだけを書き連ねましたが、これを読んでいただいた方に少しでもUbieに興味を持っていただけること、さらにはまだ見ぬ未来の仲間になっていただける事を願っています。
という訳で様々な職種で最高の仲間を引き続き絶賛募集中ですので、興味を持たれた方はまずはカジュアル面談からでもご連絡ください!
SNSのDMもWelcomeです!
今後、もう少し今の取り組みとか個別具体の記事も機会があれば少しずつ書いていこうと思います。それではまた。
Ubieでは一緒に働きたいメンバーをまだまだ募集しています!
興味を持っていただけた方はカジュアル面談もご用意しています。お気軽にご登録お待ちしています!
【提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/
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