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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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心の汚泥が漏れ出す前に

こんにちは。見出しの前のここと一番最後だけでも読んで下さい。
ネガティブな要素はありません。ヘッダー画像もあんまり関係ありません。たぶん、きっと。メイビー。


前回の記事の更新から3カ月が経過し、秋の訪れを感じ……感じ……いや暑かったり寒かったり安定しないわ。連休もなんか暑い予報になってるし。おしめえですわ。
そんな中でまあ環境の変化や主に自分のせいでメンタルがガタガタになっているので、心の汚泥が漏れ出す前に長文をアウトプットすることにします。

そもそもnoteの投稿を始めたのも心に積層していった汚泥をインターネットに放流するためだったし。

前回の更新はこちら。




近況


相も変わらずやりたいことが多すぎるし、前回のラインナップからFF14が外れモンスターハンターワールド:アイスボーンが追加されました。


発売当時PS4版を買って遊んでいたのでずいぶん長いことプレイしていなかったが拡張を購入。オンラインプレイのショバ代としてPS+エッセンシャルの会員権を月々支払い幾星霜、ポップアップメッセージで「セーブデータが残ってるよ!続きから遊ぼう!」とわざわざ表示してくれるホスピタリティよ。これはプレステの大好きなところ。今となってはSwitchでもSteamでもクラウドセーブは当たり前になっているけれどね。いい時代だ。

えっ!?!?!?無印モンハンワールドはもう6年前!?!?!?

PS5での再プレイとはいえ、画面のリッチさと滑らかさに違和感がない。
カプコンすげー。
起動時のメニュー画面に「オウ!新作のモンハンワイルズ予約受付中だぜ!バイナウ!」といったようにPSストアへの誘導も表示されるようになっていた。商売が上手い!まんまと予約してしまった。
スト6といいモンハンといいジワジワ遊んでる大作ゲームがカプコンまみれになっていって浸食を感じる。サマーセールではまだ遊んでないけど大逆転裁判1+2買っちゃったし。

真溜め斬りが決まるたびに「どっせーい!!!!!!」と叫びたくなる気持ちの良いヒットストップがある武器、大剣。ずっとある気がしてたけど溜め斬り連携ってWが初出なのね。


プレイを中断してしまった原因の上位キリンを得意武器の大剣で叩き割り、いざアイスボーンの世界へ。ワールドのプレイは2018年に85時間遊んだきりで止まっていたので操作の方で若干の不安はあったが、それは杞憂だった。
思った以上にスムーズに討伐出来た。
カムラの里で200時間程度ではあるが修業した甲斐があったものだ。
ありがとうモンハンライズ。ありがとうウツシ。
ありがとうアークナイツコラボ。

モンハン本編でも通用しそうな実践的な情報をくれる学者。オッドアイがとてもキュート。
レウス装備最高!!!!!!!ノイルホーンの兄貴最高!!!!!!!!!!
仮面の下の素顔は美形なのはある種お約束だよね!!!!!!


ライズのアマツマガツチも大剣で倒してる……


連れて行くだけで自己肯定感が回復する男 カッコよすぎる

モンハンアークナイツコラボ、2023年秋の忘れられぬ思い出。モンハン本編みたいなハチャメチャな硬さと強さのリオレウスをお出ししてきたうえ、クライマックスに流れる英雄の証。加えてアークナイツ世界の"テラ"に天井があり空は偽りのものであるというとんでもない設定開示コラボイベントで世界観の重要な設定開示を行うな。オペレーション・オリジニウムダストは復刻したしこっちもそのうち復刻ありそう。
おかげで一度は途絶えそうになった狩猟魂の灯が再点火し、モンハンライズを買うまでに至った。そこからワイルズ発表に続き、ワールド再挑戦+アイスボーン購入に辿り着いた。何がきっかけになるかわからないね、本当に。








夏の備忘録+秋の追加


7~9月にかけてはロードショーで映画を3本程度見た。今回はその中で一本紹介したいと思う。ネタバレにも触れているので、自分で見るよって方は次の見出しまでスキップかブラウザバックしてね!そろそろアマプラとかNetflixに来るかもしれないし。とか思ってたらまあまあ上映館残ってるでやんの!ロングランだ!


原作:押切蓮介・監督:白石晃士の「サユリ」だ。
私はお恥ずかしながら、押切蓮介作品は「ハイスコアガール」と「ミスミソウ」しか読んでいない程度の浅瀬読者である。(あとはいつだか作者がTwitterに載せてた「ピコピコ少年」の断片くらい)
前者と後者の作風の違いに灼熱のマグマと冷凍庫程の温度差を感じ情緒がグチャグチャになってしまったのを覚えている。ミスミソウは二度と読まん。
勝手に「この人の創作エンジンはさくれつ!ルサンチマン!」って感じなんだなぁとも思っていた。そんな中「サユリ」の情報が解禁されて「ほーんJホラーか〜」くらいに思って公式サイトを眺めていた。
――そこで見かけた「原作:押切蓮介」の文字。軽く衝撃を受けたので、すぐに原作本の電子版を購入、読破だ。

思ってたんと違う!!!!!
ちゃんと怖いし、話もコンパクトにまとまってたけど!!!!
これ人間賛歌だよ!!!!!!!!!!!!!!
あとがきでもバッドエンドで終わる事の多いJホラーに一矢報いてやりたいという旨のコメント書いてあったし。
ばあちゃんカッコいいね、ハチャメチャに厳しいし苛烈だけど……!

……映画の話に戻ろう。原作漫画を読んだ上で監督の名前を再確認する。
白石晃士。
白石晃士。
白石晃士だ!!!
「戦慄怪奇ファイルコワすぎ!」は最終章までは一応見た。
映画の方は貞子VS伽椰子だけしか見てないけど。
神木のばあちゃんの苛烈なキャラクターは白石晃士監督・脚本に絶対にマッチする、と確信していざ待つ封切り――
期待を裏切らず、前半のホラーパートはJホラーらしく薄暗く湿度高め、かつ心の痛覚に訴えかけてくる強烈なものだった。
中盤以降、ばあちゃんのボケが一時的に寛解し、アップテンポな劇伴と共に則雄の修行パートが始まったときには「ぼくは何を見せられているんだ?」という気持ちと「そうそうこれこれ!!人間の底力を見せてやれ!!!命を濃くしろ!!!!」という気持ちが同時に湧いてきた。心がふたつある!
ばあちゃんが太極拳を嗜んでいる、という設定は彼女のフィジカルの強さを補完するいい改変だと思うし、おかげで苛烈さが原作漫画の30%増しに感じられた。今はもうほとんど加熱式たばこに取って代わられたけど、紙巻きたばこはアイコニックでカッコいい小道具だよなぁ、とつくづく。健康被害からは目をそらすものとする。
則雄役南出凌嘉さんやばあちゃん役根岸季衣さんがめちゃくちゃハマってて最高。でもばあちゃんは映画用のメイクしているときよりインタビューの写真やNHKのアーカイブ写真のショートヘアのほうがばあちゃんっぽさあるんじゃない?とは思った。見た目のインパクト重点で髪のボリューム増やしたんだろうけど。

途中でサユリに向けて「笑い飛ばしてやれ!」と則雄がばあちゃんにけしかけられるシーンで「元気溌剌!!!(※ここに放送禁止用語※)」と叫び、それを作中まあまあな回数擦っていた。これ絶対監督の趣味というか発作というか性癖だろ!!!!ってなってしまった。別にいいけどさぁ~~!!!白石作品を見に来てるわけだしさぁ~~!!!!とも思ってはいたが。
終盤からクライマックスに向けて監督の癖が炸裂しており「あぁ……我慢できなかったんだな……」と少しニチャついた笑いが出てしまった。正直サユリの悲しき過去はいらなかったんじゃないかな?と今でも考えている。
……後半白石晃士の味が迸っていたけれど、鑑賞後の味はスッキリしているし、概ね満足の行く実写化だった。いやぁ、映画って本当にいいものですね。デカいスクリーンと爆音、定期的に味わいたくなる。イオンシネマのフレーバーソーダもおいしいからね!








そういえば


一つ前の見出しで、押切蓮介作品は「ハイスコアガール」と「ミスミソウ」程度しか読んでいないと書いたが、最近下記作品も買った。


瀕死の作者がマリーザに抱き上げられている。スト6のマリーザの勝利デモの再現だ。内容は90%スト6のプレイレポートで10%は「ハイスコアガール」のハルオと大野さんの寸劇。プレイレポート部分の3割くらいはケン・マスターズへの恨み節が炸裂しているような気がする。それでもMASTER到達してんじゃん!すげえな!!!
かくいう僕も今年の3月に対人未経験にもかかわらずストリートファイター6を始めてしまったクチである。この本を読んでいて、ああ……わかるなぁ……と謎の共感と一体感を感じてしまった。格ゲー熟練者の皆様、若輩者が勝手に混ざってしまって本当に申し訳ございません。

これはバーンアウトした状態で画面端に追い詰められて迅雷ループを浴びる私。
浪費家だからロクにドライブゲージの管理も出来ねえんだ


なにかの間違いでテリー・ボガードがダイヤ1からのスタートになってしまい
(まあ4日で中バーンナックルでぼったくれなくなりプラチナ5に叩き落されたが)今はまたルークで毎日トレモとランクマに潜る毎日を続けています。現在プラチナ5でLP18600なので、ルークのほうもダイヤ1に届くまであと少し!新しいコンボも覚えたし、押せるボタンも増えていって、まだまだ楽しい!ストリートファイター6!






心の汚泥が漏れ出す前に




"心の汚泥"ってなんだよって方はまあいらっしゃると思います。
愚痴とか今後への不安とか、マイナスやネガティブな気持ちが心に沈殿していって積層していく概念を、個人的に汚泥とかヘドロって呼んでいます。
日頃TwitterとかMisskeyとかで一言で済ませがちな作品への感想や自分の近況をあえてこういった長文でアウトプットすることで、同時にモヤモヤした汚泥やヘドロも一緒に流れていっている(ような気がする)。
実際、脳ミソと指先が直結した状態でミニブログ系SNSを運用しているわけで、こうしないとネガティブな発言で自分のアカウントが埋め尽くされてしまうのではないか?と勝手な懸念を最近持ち始めた。僕も一応中年に片足突っ込んでいるような年齢だし、そんな発言で埋まっていたら未来の自分がげんなりしてしまうこと請け合いだ。10代からSNS運用し続けてるのにこいつ今までよく炎上しなかったな。Twitterとかちゃんと振り返ったら消したくなると思う。


あとはまあ、人生のサブクエストはゲームと違ってイベントが自動生成されないので、自分から能動的に小目標を数週間~1ヶ月程度先まででピンを立てて「ここまでは死なない!」「絶対に生きる!!!」ということを繰り返している。
今週(10月11日現在)であれば
・会社の人を焼き肉に誘う
・年末は高校時代の友人と会う
といったピンを立てたりするなどした。これで少なくとも12月に予定ができるし、数年ぶりに会う友人に思いを馳せることで多少の気力が湧いてくる。
あとn日で〇〇だから、頑張ろう!
──これを繰り返してしおしおになったメンタルを奮い立たせている。
もしかして、自分で自分の機嫌を取るってこういうことなんじゃないかな。
とはいえ、こんな寒暖差じゃそりゃあメンタルもしおしおになって心の汚泥も高速で生成されるし体調を崩す人だって増えるよ、そりゃあ。
気候は僕らを甘やかしてくれないという大前提を持ちつつ、なんとか体調管理を徹底していきたい。まずはちゃんと寝ろ。7月から睡眠時間は一切改善されてないんだから。

では、また。


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