日記_2024年10月13日(日)_勇気を振り絞った買い物
21:35、家。昨夜と同じく、白湯を飲みながら机に向かっている。
昨夜(というより今朝未明?)、3:50くらいにふいに目を覚ました。 背中の下の方、何かがユラユラ震れているような感じがあったから。
(あ、地震だ・・・)
もし、振れが大きくなりそうな場合は、迅速に起き上がろうーー
目をつむったまま、心の中で岩よりも固く決意する。万が一の時に速やかに動けるよう、ぬくぬくとした快適な布団の中、全身を脱力させてリラックス。心の準備だけは万全に整え、様子を窺う。
直後、携帯から「ビー、ビー」というけたたましいアラート音が鳴り響き、夜の静寂を切り裂いた。
「心配無用。ただアラートが鳴っただけだ。起床は不要。そのまま寝て良し」
自分の中、急遽開催された危機管理委員会で慎重な検討が幾重にも重ねられ、最終的に危機管理隊長がそう発令。
僕は安心して、改めて安らかな夢の中へと戻っていった。
朝を迎え、眠たい目をこすりなから起床。今日は、牛前中から夕方まで外で予定があり外出。渋公から東京駅まで、移動しながら1日をすごした。
全ての予定が終わり、18:00くらいにGinza Six に到着。4Fの山田平安堂で、汁椀を買ってきた。
価格は、なんと16,500 円。
普段の食事で、自分が使う用に購入。価格が価格のため、バンジージャンプをするくらい、思い切った勇気がいる買い物だった。
買った理由は、これから毎日末永く使える、良質なものが欲しかったから。
僕は、食事の際に温かいスープや味噌汁を飲みたい。理由は、ホッと一息つけて精神的な満足度が高いから。そんな、普段の食事のクオリティーや満足度をさらに上げ、なおかつ今後も末永く使い続けられる、 お気に入りの汁腕が欲しかった。
帰宅して、さっそく味噌汁を作って注いでみた。
持ちやすい形状に加え、ツルッとした手触りが心地良い。加えて、幾重にも塗り重ねられた漆が鈍い光沢を放っていて、使っているだけでテンションが上がった。
「これ、お願いします」
と、購入する時は勇気がいって声が震えたけど、実際に使ってみると、買って本当に良かったと思う。勇気を出した甲斐がある、いい買い物だった。
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