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空気を読まなくなった人たち
学校で目立ちたい盛りの子が、大きな声でありもしないことや、あられもないことを言う。
先生や学友の誤りを我先に指摘し、周りの様子を窺う。
自分の力を誇示するために弱い子を相手に勝ち誇る。
すべて我欲の精神、我先我良の心。
何でも言えばいい、言わなければと同調圧力のような雰囲気。
言ったもの勝ち。
黙っていると、何か含みがあるのか?
気を使えなくなったということ。
逆に言えば、何でもかんでも言わねばならないと、そのことに追われているうちに一日が終わる。
気ぜわしい毎日。
察するは難く、言うは易しということ。
周りに気を使って、空気を読んで、押し黙っていることも大切。
言うべき時と場合の境界が曖昧になり、最後はわからなくなる。
気持ち、気の持ちよう。
空気が読めなくなったから、気が使えなくなった。
相手を思いやる余裕を失った。
例えば、商談や面談、面接の場において。
あえて先方の誤まりを指摘するでしょうか?
逆に間違ったことを言った場合の、その反応を見られているとすれば。
お天道様はみている、そんな話。
いまどきの若者や世相が悪いのではなく。
それらの自分とは無関係の渦中に巻き込まれないことが肝要。
彼らの起こす時代の波もまた世にとって大切なこと。
自分はただ心の静寂を保ち、澄んだ眼でその事象を見ればいい。
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最近話題の若いアーティストは、自分が傷ついたことなどを自らの言葉でハッキリ発信し堂々とした出で立ち。
これまでは時代の流れも相まって特に女性の表現者たちは窮屈な思いも一塩だっただろう。
時代は流れめぐりゆくものであり、かつて今より800年前などにもハッキリもの言う女性が活躍した時代はあったのではないか。
光る君が今このタイミングで大河ドラマとなっているのは偶然ではないように思う。
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