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嘘でも愛してる

自分の言葉は自分も聞いている、だからはじめは嘘でも、やがて『嘘から出た誠』になれば、それでいいのである。

脳は言葉を聞いた際、他人から言われようが自分で言おうが区別できない。

つまりは、「愛してる」「好きだよ」「ありがとう」という肯定的な言葉を自分も同時に聞くことにより、他人から言われたかのように思い違えるのである。

仮に自分が半信半疑、心にもないことを言った場合でも、その言葉が嘘か誠かを脳は真偽できない。

これが肯定的な言葉を言うといいよと言われるゆえん。

であるならば、否定的な言葉を使うとどうなるかは言うまでもないこと。

SNSを眺めていれば、ネガティブな言葉の影響がどういう事態を招くかは一目瞭然です。

周りに引っ張られていたずらに軽々しく「キライ」「イヤ」という言葉を使わなくていいのです。ただし、心でどう思うかは自由、ですから言葉にせず心の声で留めるのが重要です。

なればこそ、自分が周りを好きじゃなくても「スキ」と言ってあげることが肝要なのです。

…その言葉が誠となる、その日まで。

五十音という言霊

私たち日本人が何気なく話している言葉、「日本語(大和言葉)」には、大変重要な秘密があります。

秘密といってもなにもどこかの誰かによって意図的に秘匿されているわけではなく、難解すぎて現代人の多くが全く理解できていないだけなのですが。

例えば「あ」「い」「う」「え」「お」、すべて一音一音に固有の音の響きがあります。

近年の科学の進歩や新発見により、この世界のすべては、光の素粒子が振動することにより万物の事象が生み出されることがわかりはじめています。

私たちの喉仏が震えて言葉、つまり音が出るということは、同時に世界へと振動が放たれるということ。

その振動によって生み出される場のことを波動や周波数といいます。

「あ」と、私たちが言を発するに、その場の空気が固有の波動状態及び周波数へと変化するということ。

では試しに「あ・い・し・て・る」と、言ってみてください。

部屋の雰囲気はどうですか?

自分の気持ちはどうですか?

きっと何か変化が感じられたのではないでしょうか。

…その力を『言霊』と呼びます。

言霊「あ」には「あ」の、「い」には「い」の50音すべてに固有の意味や振動数があり、私たちは当たり前にそれらの音を組み合わせて日々を生きているのです。

言葉はただコミュニケーションのためのものではなく、元々は音の響きなのだということ。

そうは言いましても、こうした話は眉唾もので、お金や地位や名声といった目に見えるものを信じている人々の胸には響きません。

物質主義、資本主義が主体の現代において、それも致し方なく、目に見えない事象に起因する事柄は信じられることはないからです。

しかしながら、世の人々が信じようと信じまいと、その仕組みによってこの世界は成り立っているのです。

─スマホがどうして動いているかなんて誰もわかっていないように。

─地球が丸いことを実際に確かめるのが困難であるように。

確かめようのないことであるからこそ、自分の心に従い素直に生きることが大切なのです。自分で実践し確かめるしかないのです。

「自分なんて取るに足らない」「この世界は最悪だ」なんて言い続けている人の人生がどのようなものであるかなんて、想像するまでもないでしょう。

あくまでも自分の人生の創造主は自分なのです。

いつも本当にありがとう。 これからも書くね。