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今日もお体にありがとう!
突然ですが、UFOはどうやって飛んでいると思いますか?
実はあの乗り物には操縦桿なんてものはありません。
そもそも中には誰も乗っていませんから。
どこか遠くの場所にいる存在が、UFOに意識を通わせることで思うように動かしているということ。つまり、UFOは意識がある生き物のような存在だということです。
古来より物に神様が宿ることを付喪神といいます。
丹精込めて作られた特別な道具などには職人の魂が宿り、とりわけ日本家屋などは中心の柱を心柱や大黒柱といい、特別な木材が使われるのが常で家全体を支える大切な要とされ上棟祭、室寿ぎ(予祝)の儀などが行われます。
また人間が体力と精神を使い果たすことを、精根(精魂)尽き果てると言い、活動することもかなわぬ状態を指します。
それでは本日は、この世界の目に見えるものと目に見えないもの、心と体と意識のお話でございます。
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万物の霊長であった古代人
さて冒頭では、今日のお話をよりお伝えしやすくするためとはいえ、突拍子のないはじまりとなったことをお詫びします。
といいますのも、自分の体が生き物であると自覚しながら日々を生きている人って意外と少ないのではないでしょうか。
自分の頭の中の脳(自我)が、自分の体を司っているという誤った認識により、そうした誤解が生まれているように思う。実はかくいう私こそ、まさにそんな頭でっかち人間でしたので、その気持ちはよくわかります。
自分の体に鞭打って、来る日も来る日も馬車馬のように働いておりました。
今にして思えば、自分の体に本当に申し訳ない思いで一杯。人生も半ばとなり、体に不調の兆しが現われはじめようやく思い知る愚かな私。
そのような私は最近つくづく思う。恵まれた現代であればこそ、なんとなく80歳くらいまで平々凡々と生きると根拠なく思っていたのです。
しかし思うにつれ、遥か昔の人々にとっては、平穏な日々など夢のまた夢であり、いつ病や天災、争い事といった不測の事態に見舞われるかなど今と比べるでもなく。
そうであればこそ、毎日を大切に生きていただろうと思い至るのです。
きっと太古の人々は、自然に対して畏敬の念をもって日々を送り、自分の体や周りに対して感謝を忘れぬうえで、万物と意思疎通を行っていたのではないでしょうか。
この世のすべてのものへ感謝することで、我々が忘れてしまった神通力を持っており、その力でこの星の霊長として、責任ある生き様を心掛けていたのではないでしょうか。
山の神、虫の知らせ
山に入ったことはありますか?
山に入ると、必ず最初に虫がやって来ることをご存じでしょうか?
私は子供のころ、実家の裏山でよく遊んでいたので、虫のお出迎えをよく受けていました。山に入るとまず静寂に包まれ、そしてすぐにテントウムシやカナブンなどの小さな虫たちがやってきます。
脇を通り過ぎたり、服に止まったりするタイミングで、次に木々がざわざわと葉音を立て、どこからともなく鳥たちの声が聞こえ始めるのです。
必ずやってくる虫たち、これを虫の知らせといい、まがり間違って悪戯などしようものなら大変、山は怒ってその後何が起こるかはその時次第。
きちんと礼節を守り、大人しく遊ぶだけであれば仮に山の奥深くまで迷い込みそうになってもその前に、蛇やススメバチなどが来てちゃんと帰りを促してくれるのです。
どんなに人間が両肩怒らせ大手を振ろうが、大自然の前では小人同然にすぎない。お陰様によってただ生かされている、そのことを生きとし生けるもの、山や川、木々や花、空や海が教えてくれる。
古来から継承されし日本の生活様式
街を歩いていていつも本当に驚く。
ゴミ一つ落ちていない道すがら、必要最小限に整えられている街路樹、その脇にひっそりと咲くタンポポ。
商店街などを散歩すると必ず目にする隣近所のお店同士の活気あるやり取り、お店の前の打ち水にかかる虹。
道行く人々の笑顔や、すれ違いざまの会釈や挨拶の声。
横断歩道を渡るおばあさんに、手を挙げて寄り添う近所の子供たち、それを見守る車の運転手や歩道を歩く周りの大人たち。
青空にわずかに浮かぶ雲の形を指さし笑顔で思い思いの感想を述べる人々。
川辺を手を繋いで会話しながら散歩するカップル。いつも綺麗に掃除が行き届いた神社をお参りする人たちの礼節を重んじる立ち振る舞い。
自分の部屋を掃除すると心も晴れやか。
家庭菜園のトマトについ挨拶をしてしまい一人で笑う。
私たち日本人が生まれながらに持って生まれた美しい心。
ご先祖様から継承した美しい生活様式。
誰からも押し付けられずともごく自然と溢れ出す想い。
心さえ整えばいつだって本来の在り方へと戻れるのだ。
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魂がこの世を体験したいと願うから
魂が心と接続し、体と共鳴することでこの現実世界を体験するに及ぶ。
いつも自分と共に居てくれるこの体。
自分の願いのため、いつも健気に働いてくれる。
まずは一番身近な存在である体に感謝できるようになる。
すべてはそこからはじまる。
自分の体の声を聴く。
虫や木々の声を聴く。
大自然の海や大地の声を聴く。
そうすればきっと、たくさんの可能性が私たちの前に開けるでしょう。
きっとなりたい自分になれる。
そんなに遠くない未来、UFOにだって乗れるのです。
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