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小さなことからコツコツと、やがての大きな夢へと続く道

常日頃、自分が取るに足らないことだと思っていることの中にこそ、その先に繋がる重要なことが隠されている。

私たちは頭の中がゴチャゴチャしていると、ついつい身の回りのささやかな出来事や変化に疎くなる。

それは学校の抜き打ちの小テストのように突然にやってくるというよりも、常日頃から身の回りにあり、私たちが気づけていないだけということです。

夢を叶えた人々の多くが、「常日頃から周りにアンテナを張り巡らせてください」と言っているのを聞いたことがあると思います。

ですからまずは身近な小さな出来事に気付けるよう、心穏やかに安らかに過ごすことが大切です。

頭で考えることが良くないことだというわけではありません。

ONとOFFの切り替えが大切です。

何故なら私たち人間は、心が満たされていて、体が癒されていなければ何も始まらないからです。それはまるでバッテリーの切れたスマホをどんなに力強くタップしたところで、何も起こらないように。

人間とはそのような仕組みで動いているからです。

ですから休息の時には自分の好きなことをしたり、呼吸が整うような心安らぐことや体が癒されることをしましょう。

そうやって自分を癒すことを最優先にしていればこそ、必要な時に必要なことが起こるのです。

何気なく見上げた空の色や雲の形から。
バスや地下鉄でたまたま聞こえた会話の中より。
たまたま朝早く目が覚めてシャワーを浴びている最中に。
穏やかな朝食を片付けて洗い物をしている最中。
洗濯物を干しているとき?髭を剃っているとき?
寝起きのまどろみの中で?トイレの中で?

こうした自分の心が穏やかなとき、それ(ヒラメキ)はやってくるのです。
やがてそれらは自分だけの宝物のような衝動となってゆくのです。

つまりはこれらのすべてが自分からの合図だということ。
自分が一定値満たされたがゆえ、己の中から意欲が湧いてきているのです。

それは誰もが等しく子供の頃に体験していることです。
頭でっかちになってしまった大人たちは忘れているだけです。

私たちはいつしか自分で自分の人生を複雑で摩訶不思議なものに仕立て上げてしまっています。

自らの人生を恐れる必要などあろうハズがないのです。
だってそうですよね?
なにゆえに生きることに不安を抱き続ける必要があるのでしょう。

恐れや不安とは、自らの中から手放すために出てくるものです。
それらを上手に解決しようとしないでください。

自分の人生をより豊かにしようとすればするほど、今現在の人生を否定することなのです。だから私たちが「○○しなければ!」と思った瞬間に、反対の力が働くのです。

これまでの人生において、もうさんざんそれらを経験してきたではありませんか。もうその遊びには飽きた頃でしょう。ですからもう、固執するのを、執着をやめましょう、それらは手放しましょう。

そもそも自分自身が変わる必要はないし、周りを変える必要もないし、変えることはできません。

でもそのことに気づくと、すべてが変わるというパラドクスがこの世界の正体です。

自分が今やりたいことこそが、夢への懸け橋です。

それはそれは素晴らしい自分だけの虹の架け橋です。

どうか虹色の夢を叶えてください。

はじめは小さな一歩でよいのです。

どんなことでも良いのです。

「え?こんなことが?」

そうそれです!

どんなにささやかであろうが自分が好きなことです。

その先に必ず新たな道が現れます。

そうして新たに切り開かれた道は、やがて誰も見たことのない、自分だけの未来へと繋がっているのです。

自分だけの道を歩むことこそが、夢を叶えるということであり、自分だけの真の人生です。


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いつも本当にありがとう。 これからも書くね。