【地域取材】心が温かくなる『宮古島の3つの魅力』
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
Xでお祭りやイベント情報、地域の魅力を発信している「お祭りアンバサダー」&「地域盛り上げ隊」のよしたかです。
今回は、観光に行く人が多そうな沖縄県について、地元の人だからこそ分かる魅力を伝えたいという想いのもと、宮古島在住の友人である平良亜子さん(以下、あこさん)に以下のことを聞いてきました。
・あこさんのお店について
・おすすめ観光スポット
・おすすめのお土産
・地元住民だからこそ分かる宮古島の魅力
住んでいる方だからこそ見つけられる、いろいろな魅力を伺ったので、紹介させていただきます。
あこさんはどんな人?
あこさんは、沖縄県の宮古島に在住で、ご家族と一緒にオーガニック食品や雑貨を取り扱うお店、『ayu_organic』を経営されています。過去に、子宮頸がんのワクチンで重い副反応や後遺症に苦しんだことがあり、『食』を見直すことで、体調が改善された経験から、『食』の大切さをついて強く発信されています。現在も薬害についても発信。
ayu_organicのInstagramはこちら。
ayu_organicについて知ろう!
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はじめに、ayu_organicのおすすめ商品を教えてください。
あこさん:
今1番おすすめしている物は、EM入りのカレールウですね。14歳の時から約12年間、ワクチンの副反応や後遺症で苦しんだ経験から、『毎日の食事を大事にしてもらいたい』という思いがあります。なので、お客様には、身体に良いものをおすすめしているんです。
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EMとはどのようなものですか?
あこさん:
EMとは、自然界にある微生物なんですけど、それが腸活にすごくいいと評判になっています。
乳酸菌や酵母、光合成細菌など、発酵食品に使われている微生物が含まれているんです。農業などで元気な作物を作るための土壌改良に使われていたんですけど、そのEMを食品として開発している企業さんがあって、そこからカレールウやお塩、飲料などの商品を仕入れています。どれもとても人気ですよ。
お客様は、健康志向の方が多いので、すごく熱心に話を聞いて商品を買われていきます。お客様は移住者の方が多いんですけど、地元の方にもっと来てもらいたいですね。
地元の方の『食』に対する意識も高めていきたいと思っているんです。やはり、みなさん健康で元気に生活してもらいたいですから。
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地元の方にも健康を意識してもらいたいという姿勢からは、土地への愛が感じられます。
地元の人おすすめの場所に行こう。
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あこさんが考えるおすすめの観光スポットを教えてください。
あこさん:
池間島の海ですね。エメラルドグリーンの綺麗な海をみることができて、沖縄らしさを体感できる場所だと思います。宮古島の中で1番好きな場所です。
時間帯は、午前中〜午後にかけてがおすすめですよ。私のお店からも車で30分程の距離なので、よく癒されに行っています。あとは、トゥリバーサンセットビーチも行ってもらいたいです。
名前にもなっている通りサンセットが綺麗なビーチなので、夕方の時間帯がおすすめですよ。トゥリバーサンセットビーチの近くにある伊良部大橋からは、優雅に泳ぐ亀が見られることがあります。
伊良部大橋は、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で日本の橋ランキング1位になったこともあるので。観光に来る人も多いですね。宮古空港とみやこ下地島空港から近く、アクセスがいいのも魅力です。
写真映えもすごくするので、旅行に来た思い出として写真を撮ってみてください。
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宮古島に行くなら、どの時期がおすすめですか?
あこさん:
10月と11月ですね。本州と比べると寒くないので、11月だったらまだ海に入れると思います。
12月でも半袖で過ごせることがあって、アウターもいらないです。
お土産はこれがおすすめです!
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宮古島のおすすめしたいお土産はなんですか?
あこさん:
有名なものだと宮古島の各地に立っている警察型人形「宮古島まもる君」のお菓子や宮古そばですね。
だけど、私が1番おすすめしたいのは、『宮古上布』を使ったバックやポーチ、洋服です!宮古上布は、島で自生する苧麻(ちょま)を原料とした織物で、国の重要無形文化財にも指定されている最高品質の麻布です。日本三大上布の一つでもあります。
苧麻は、麻の仲間で通気性も高く、魔除けの力があるとされているので、お守りにおすすめです。そもそも麻自体が身体にいいので、私はお店で仕事する時には麻の洋服を着るようにしてます。
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麻にはどのような効果があるんですか?
あこさん:
麻は、吸水性や速乾性に優れ、通気性が良いんです。そのため、汗をかいてもすぐ乾いて雑菌やカビの繁殖も抑えてくれます。1年を通して暖かい沖縄に住んでいると、夏は特に重宝しますね。
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着る洋服も身体に良いものにこだわってるんですね。あこさんのお店でも宮古上布の商品は扱っていますか?
あこさん:
洋服は置いていないんですけど、帽子やポーチ、コースターはあります。宮古上布は、国の重要無形文化財にも指定されているためかなり高く、沖縄物産展などで買うと10万円を超えるものもあるほどです。
でも、お店に置いているものは私の祖母の手作りなので、1万円ほどで売られているポーチも3,000〜4,000円で販売しています。祖母の優しさから「手作りだからこの値段でいいの」と言ってくれるため、低価格で提供することができ、ありがたいです。
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宮古島の知らなかったお土産がたくさんあったので、帰りに買っていきます。
宮古島に惹かれるのは、3つの理由がありました。
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最後に、あこさんが思う宮古島の魅力を教えてください。
あこさん:
宮古島の魅力ですか。
私が思う魅力は、3つありますね。
1つ目は、橋を渡る時にウミガメが見えるほど透明な伊良部大橋の海や、幻想的なエメラルドグリーンが美しい池間島の海です。
見ているだけで癒されますし、のんびりとした時間は他では味わえない魅力の1つだと思います海は絶対外せないです。
2つ目は、島に自生する植物たちの生命力と効能の強さですね。
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どのような植物が自生してて、どんな効果があるんですか?
あこさん:
月桃という薬草があります。それが宮古島には自生しているのですが、すごく香りが良くて抗酸化力も高いです。
その月桃を使ったアロマオイルやクリーム、化粧水も売られているので、これもお土産にいいと思います。紫外線が強い沖縄でおすすめですよ。
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お店にも月桃を使った商品はありますか?
あこさん:
お店には置いてないです。
私のお店で置いてる商品だと、テリハボクという木の実を使ったオイルや化粧品があります。
テリハボクの木は、島のいろいろなところに自生していて、その実で作られた化粧水などを置いています。
その化粧水を作っている『ヤラブの木』というお店の人たちは、テリハボクの実をたくさん集め、池間島の高齢者の方に実を渡して、その中のオイルの素となる部分が詰まった実を取り出すために、殻を割る作業をお願いしています。そうすることで、高齢者の方々が外の人とコミュニケーションをとる機会を作っているんです。
高齢者の方に取り出してもらった実を圧搾して、作られたものが「タマヌオイル」と呼ばれるもので、化粧品として評判です。
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そんなコミュニティーが身近にあるなんて幸せですね。
あこさん:
本当にありがたいですよね。そういう人の温かさや優しさも宮古島のいいところです。だから、3つ目の魅力は、人の温かさ・優しさ。
おそらく移住してくる人たちも、その優しさに惹かれているんじゃないかなと思ってます。『みんな知り合い』みたいな、どこかで繋がっている感覚が持てるから、人が集まってくるんじゃないかなって。
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宮古島の方はどんな優しさを持たれているのでしょうか?
あこさん:
なんて言ったらいいんだろ?
困ってると誰かしら助けてくれるという感じですね!
例えば、1人で歩いていると、知り合いが車で通って「歩いてどこ行くの?乗せて行くよ」というような感じで、本当にアットホームなんです。
その温かさは、宮古島に来たら絶対に感じると思います。
ですので、すべての人に1度は訪れてもらいたいです。
編集後記
取材を受け入れてくださったayu_organicのあこさん、ありがとうございました。初めて宮古島を訪れた私ですが、この1日だけで魅力を感じまた訪れたいと思いました。
それだけに今回の訪問が雨だったのが悔やまれます。必ずリベンジをして、お教えいただいたスポットを晴れの日に満喫させていただきますね。
健康を意識されている方や最近流行りの腸活が気になる方は、『食』の大切さを伝えてくれるあこさんと「ayu_organic」を1度訪れてみてください。食育のおはなし会も開催されているとのことなので、詳しくはこちらのInstagramをチェックしてみてください。