Q.自分が内向型かどうかは、どうすればわかりますか？
自身の特性が活きずに苦しんでいる内向型営業パーソン向けキャリアコーチの山田です。
(※「内向性(型)」の詳細は以下記事をご参照ください。)
今回も問いに対して答える形式で、記事を書いていきたいと思います。
今回の問いは【Q.自分が内向型かどうかは、どうすればわかりますか？】というもの。
前提として、僕は全ての人の中に内向的要素・外向要素はあると思っていて、その程度が違うだけだと思っています。
「内向型」というのは、一定以上内向的な要素を持つ人をラベリングすることによって、人物理解を単純化する記号ともいえるかもしれませんね。
そんな認識を持った上で、「内向型かどうか」を判断する方法を、今回はいくつか書いていきたいと思います。
①ビッグファイブ理論における「外向性」へ着眼する
ビッグファイブ理論とは、人間の性格特性を5つの観点【開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向】で分析する理論。
この「外向性」の観点の数値が低ければ、内向型の傾向が強い傾向があるといえるかもしれません。
上記の診断テストを僕も試しにやってみたところ、なんと「外向性」が平均よりも高い結果が出ました(笑)
しかし、嘘発見機能によると、この結果の信ぴょう性は5段階中下から2番目でした(笑)。
僕は、1人時間が超好き、内省好き、慎重、周囲の状況よりも自分の主観の世界や自分の興味関心へ意識が強く引っ張られるなどの要素から、内向性が強い自覚がありますが、同時に活動的だったり自分が関心ある範囲内・自分が関心あるテーマに合わせて集められた人たちの中では社交的だったりするので、外向性のチェックに合致することもあるのかもしれませんね。
皆さんはどのような結果になるでしょう？
②MBTIにおける、内向外向
(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)
「内向型」という言葉の源流をたどると、心理学者のカールユングに辿り着きますが、こちらはその源流を踏まえたタイプ類型と僕は認識しています。
4つの観点【興味関心の方向】【強い感覚】【判断の仕方】【物事の進め方】でそれぞれで2極のうちのどちらかへ分類され、2×2×2×2で16種類の分類ができるため、以下のように「16パーソナリティーズ」という名前の心理診断があるようです。
【興味関心の方向】について、E(extrovert/外向)かI(introvert/内向)かで、あなたが内向型の傾向があるかどうかわかります。
こちらの診断だと、僕は内向性が強く出ていました。
ちなみに以下のような結果となりました。
みなさんはどのような結果となりましたでしょうか？
③内向型チェックリストへの合致具合
こちらは色んな人が色んなチェックリストを創っているようですが、自身が内向型かどうか考える上で参考になるように思います。
「内向型 チェックリスト」などで検索すれば、いくつかリストが出てきたので、それらに記載の項目に自身が合致しているか確認してみましょう。
ちなみに、僕が2013年に初めて「内向型」を自覚したのは、スーザンケインさんの書籍「内向型人間の時代」を読んで、そこに記載されている内容に抑圧していた自分自身が紛れもなく当てはまっているように感じたことがキッカケでした。
■まとめ
「内向型」というのも、厳密に見ていけば各種の診断ツールなどで明確に明らかになるのかもしれませんが、人によって定義が違ったりと、「型」と言っている割に曖昧な概念なイメージも多少抱いています(笑)
そもそも最近読み直してみたら、僕が「内向型」という言葉に出会った書籍を書いたスーザンケインさんも「人によって定義は様々で曖昧さがある」と言ってました(笑)
他方で、内向性は誰の中にもあり、社会的には抑圧すべき対象になりがちなようにも思っています。
「そうあっては、ならないんだ」と自ら抑圧している自分自身の行動傾向や感じ方を「それは悪い面だけではなく、文脈によっては良い側面も多分にある」と、解釈のバランスを取るために「内向型」というラベルなどを活用するのが良いのではないかと今回改めて思いました。
またぜひ、今回挙げた3つの手法以外で内向型かどうかを考える題材になるものがあったり、診断をやってみたりされたら、ぜひ僕の公式LINEへ送ってもらえると嬉しいです。
自己認識を深めたりするための問いをギフトしたいですし、その他純粋に仲良くなりたいです！
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
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