飾らない自分でいることで人生がちょっと楽になってる
こんにちは.
僕は対人恐怖症を持っていて,人とまともに会話することができません.無理にテンションを合わせようとするのが中学で対人恐怖症を発症したころから癖になってて,ほとんど自分の言葉が出てこず,会話が続きません.
こんな自分,社会で生きていけるわけないし,誰かの役に立つことだってできない.そうあきらめていました.
でも,そんな自分をありのままで認めてくれる人(ケンと呼ぶことにします)に出会いました.
僕は自分の健全な面しか人には見せてはいけないと思っていたし,だから対人場面は極力回避してきました.でも,ケンはまともに話せない僕を見放さず,一緒に頑張ろうって言ってくれました.
ケンは僕の,苦しみながらも生き抜いてきたこと,役に立ちたいと心から思っていること,人に序列をつけないところを好んでくれました.
ケンには,飾らなさすぎなくらいな自分を見せてしまっています.遊びに行っても,僕は車の外(特に建物の屋内)では緊張して頭が回っていなくて会話がとてもぎこちないです.この前旅行に一緒に行ったけど,人ごみに疲れてしまって外では後ろをついていくので精一杯.ホテルに着くなりベッドに入り,そんな自分が申し訳なくて落ち込むという,一緒にいてとても面倒臭い対応をしてしまいました.本当に扱いづらいですよね…
それでも,ケンは僕と付き合ってくれている.僕からしたら神様のような存在です.本当にありがたい.
ケンにありのままの自分を肯定され続けているうちに,他の人にもありのままで接することができるようになってきています.超コミュ障なのには変わりがないけど,飾らない姿で接することはできるようになってきました.
飾らないと,楽です.相手の表情や返信にあまりおびえなくなってきます.ありのままの僕でぶつかって,不快にさせたなら申し訳ないけど,でもまあ仕方ないって思えてきます.
僕は自分のことを,生きていてはいけない人間なんだって思ってました.対人恐怖で人と接することが難しくて,人を不快にさせてしまう(と思っていた)からです.
これを見ている人で同じように思っている人もいるかもしれません.けど,案外ほかの人から見てみれば,何か魅力があるんじゃないかなと思います.だって僕,多分どんな人を見ても魅力があるって思うから.(だから僕は人間の中で一番ダメなんだとか思ったりしてたんだけど.)
自分をありのままで認めてくれる人に出会えてよかったなって思います.なんでこんなつまらない僕と付き合ってくれるのってほぼ毎日思っちゃうけど(本人には言えない).
自分を飾ってしか人とかかわれないのって,ありのままを認められた経験が少ない人なのかなって今回の経験を通じて思いました.自分もそうなので.
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