トリック
「ガキとは騙されるために存在する」という令和の世の中では炎上確実と思われるセリフは“こち亀”の両津勘吉のセリフ(ジャンプコミックス39巻・路地裏物語の巻)だが、まあガキの頃はよく騙されたね。
「子供騙し」なんてよく言われるけど、今考えると本当にマヌケなくらい騙された。
当たりの入っていない駄菓子屋のクジとか、仮面ライダーとかウルトラマンっぽいイラストの入ったメンコとかね。
それに、流行したものには必ず粗悪なニセモノが現れるんだよな。
「宇宙戦艦ヤマト」っぽいパッケージなんだけど、開けてみるとすごく小さい船のプラモデルとか、胸にカラータイマーのあるウルトラセブンの人形とかね。
今だったら「鬼」とか「刃」と書かれているが「鬼滅」とは書かれていないみたいなヤツだな。昔よりも遥かに著作権が厳しくなったのでアカラサマなキャラクター盗用は見なくなったね。
「ガキとは騙されるために存在する」
この言葉を証明するかの如く、毎回騙された事に気付く(もしくは親に叱られて気付かされる)のに、暫くするとまた小狡い大人たちにあの手この手で騙される。
向こうは騙す気マンマンなのだから騙されるのも仕方がないんだけどね。
幼気な少年の少ないお小遣いを毟り取っていく小狡い大人たちの「やり口」を紹介しよう!←言い方!
みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。