![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30852289/rectangle_large_type_2_e3c08472359de5fdd8e9a7a1276148d7.png?width=1200)
仕事は遊びじゃねー!
ここ最近の仕事では、共同開発体制にある会社の20代半ばの若者たちと並んで仕事をさせてもらうことが多くなっています。
インクレイブグループ内にも同世代メンバーは多いので、所属会社の境なく混じり合って楽しそうに仕事を進めている様子は、まるで学校のサークル活動のようです(もちろん、仕事はちゃんとやっている)。
ひと昔前だと、こういう光景では、上司から「おまえら、仕事は遊びじゃねーんだぞ!」って叱られる場面でしょう。自分もしょっちゅう、これを叱られていて、外面で「すみません」と言いながら、心の中では「仕事を楽しくやっちゃいけないのか?!」と反発していました。
ここけっこう大事なところで、『仕事を遊びのように楽しくやる』を認めて見守ることは、主体性あるヤル気と努力、諦めない達成意欲などを個人とチームにもたらします。これは経営のチカラ、そのものです。
迂闊な「仕事を遊びみたいにやるな」の命令は、新しい仕事観(スタイルや流儀など)を持つ若いヒトたちにとって「仕事は真面目にやれ」の意味から逸れて、「仕事は辛いもの、黙ってやれ」の古い仕事観を押し付けてしまう恐れを持ちます。これでは、主体性が萎えて「やらされる」ので、自走力と爆発力のある理想的な経営のチカラが集まりません。
他でもない自分も、古い世代の人間であり、不思議と世代は繰り返してしまうのか、ときどき自分の感情が先走って「おまえら、仕事は遊びじゃねーんだぞ!」と声を発したくなることもあります。
が、ここが我慢どきであり、活かしどころ。
上位者側が理解できる範囲や枠組みの中に、押さえ込んだ仕事をさせたいわけではないなら、我慢と活かし方こそが重要な場面だと思います。
それにしても、当時の先輩たちが自分たちに向けていた想いと苛立ちのことが、ようやく理解できるようになりました(笑。