遠くの人に声を届ける記事の研究
私自身は、あまりバズったり、前に出ることに喜びを感じるパーソナリティーではないのですが、時には遠くの人にWebやSNSを通じて、自分のメッセージや思いをしっかりと届けなければいけないこともあります。
例えば、私は、もう少したらクラウドファンディングを始めようとしています。それは、「のれんバンク」という、失われつつある、まちの名店の味の記憶とレシピを、保存していくプロジェクトです。私自身が知られる必要は全くありませんが、プロジェクト自体は認知されて欲しいなと思っています。
というわけで、春から、今までに投稿してきた自分の記事で、どういった内容が、人の目に止まって遠くの人へ届いているのかを見ていこうと思います。
Qiitaで「LGTM(スキ!)」の多い記事の特徴と分析
Qiitaという技術系ブログでも、私は記事を書いているのですが、「スキ!」に当たる 「LGTM」の数について考えていきます。
私のQiita記事、LGTMランキングは、こういった順番になっています。
1位
LGTM 22 ストック8 8590 views
2位
LGTM 19 ストック 7 5813 views
3位
LGTM 10 ストック 3 5475 views
となっています。
<分析>
まず、Qiita記事単体で見て、LGTMが伸びている私の記事に関しては、ネタ感の強い、わかりやすいフックのあるものになっています。(技術力がないので、読者に提供できる価値がネタよりになってしまうというのはあります…。)
また、「オレオ」、「ポケモン」、「AR神社?」など多くの人に身近だったり、想像しやすい内容が含まれているようです。
例えば、こうした下のような真面目な内容の記事は、技術的にも奥行きがないのもあり、殆ど見られていません。そもそも人に届いていないようです。
LGTM 1 ストック 1 261 views
もう少しLGTM(スキ!)が伸びても良さそうだと思ったQiita記事として、
LGTM 6 ストック3 1685 views
この記事があります。こちらに関しては、タイトルが冗長であったり、肝心のワードクラウドが後半まで出てこないなど、記事の書き方に原因がありそうでした。
Qiita記事に埋め込んだGoogle Analyticsによると、流入経路として、SNSより圧倒的にDirect経由での流入になっています。Directなので、正確に追跡できていない可能性はあるのですが、ひとつ可能性として感じるのが、Qiita記事のトレンドに載ったことによる流入です。
現状の私にできるQiitaの露出最大化方法としては、ネタ感や企画自体の強みがある記事を書き、トレンドに気合で頑張って載るというのが考えられます。そして、そこでしっかりとクラウドファンディングやSNSの周知もしていくというところでしょうか。
クラウドファンディング「のれんバンク」をQiitaで拡散するために
今後、「のれんバンク」のウェブアプリなどを開発する上で、技術的な実装を記事として書くと同時に、拡散のために、ネタ感というか、企画としてフックのある内容で書く必要があります。
「のれんバンク」という、クラウドファンディングの企画的に笑いに走るというのはそこまで相性が良くはなさそうです。そのため、読者のみなにとって、身近である「食」に関して、リアリティーがあって、あるある要素のある、共感性の高い記事にすることで、フックを強める必要があると感じています。
また、noteと比べてView数が伸びやすいというQiitaの特徴があります。そのため、クラウドファンディングの内容は技術ブログであるQiitaに掲載する内容としてドンピシャではない感じはありますが、実装の内容など技術面も絡めながら、Qiita側にも要所ではしっかり投稿をしていきたいです。
Noteで「スキ!」の多い記事の特徴と分析
私の、Note記事で一番スキ!をもらっている記事は、冒頭にも上げた、
「スキ!」数が19のこちらの記事となっています。しっかりと自分のやりたいクラウドファンディングの内容について、向き合って説明した文章となっています。比較的ロングテールで思い出したように、たまに「スキ!」が着きます。
投稿全体の傾向としては、自分の内面を晒したパーソナルな日記のような記事より、企画性のある記事内容の「スキ!」が伸びている感覚があります。
また、トップとなったこの記事に関しては、コメントが付いたり、マガジンに追加されたりと、通常より熱量の高いエンゲージメントがありました。やはり、しっかりと思いを込めて、伝えたいことを書いていくのが、近道かなという印象があります。
「スキ!」の伸びていない記事に関しては、書いている段階で、そこまで「スキ!」の獲得を目的にしていなかったり、そもそも、そんなに伸びないだろうなと思ったものが並んでいて、そこのギャップはありませんでした。
結局の所、Noteに関しては、一貫したテーマで「のれんバンク」など、伝えたいテーマの記事を熱量を持って積み上げるのが王道な気がします。また、Twitterはじめ、SNSでの拡散を忘れず、諦めずに毎回トライすること。そして、今まではFBなどのSNSでのNote記事の拡散はしていなかったので、勝負どころではきちんと、そちらでも拡散をしていければと思っています。
最後に「のれんバンク」活動報告
「のれんバンク」は、6月後半のクラウドファンディングの実施に向けて、Webアプリとしての実装に取り掛かる前に、もう一度コンセプトの整理と磨き上げを行っています。
随時、経過は報告していきますので、是非こちらのアカウントをフォローしてまちの味の記憶を守る「のれんバンク」プロジェクトの応援よろしくお願いいたします!
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