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【らんまん】タンポポン 5/15感想【第7週・ボタン】
「らんまん」第31回感想です。
今回は、トップの写真をこちらからお借りしてみました。
今回は寿恵子が叔母さん(宮澤エマさん)から、「ダンスを習わないか」と勧められるシーンから。新しい世界に興味津々の寿恵子。東大の田邊教授の名前が出ていたので、万太郎との再会につながるのかも…
万太郎と竹雄は、長屋の住民と和気あいあい。万太郎は飯炊きを担当していたようですが、タンポポを観察しながら、タンポポの名前の由来に関する豆知識を披露しているうち、ご飯を焦がしてしまったようです…。でも、子どもたちや落語家の牛久亭久兵衛(住田隆さん)は感心し、大いに盛り上がっていました。
タンポポの別名はツヅミグサと言い、つぼみの形が鼓に似ているため、鼓をたたく「タン、ポポン」という音が「タンポポ」という名前の由来になった…という内容を、万太郎はドラマの中で話していました。
手元の『語源辞典植物編』(東京堂出版)によると、ツヅミを叩く音を形容した擬音語が起こりだという説は柳田国男のもので、牧野富太郎は「タンポポの花が散った後の花のウテナの形が石摺などするときのタンポン(タンポ槍の穂先)に似ているから、それから変わった」という説を唱えていたとあります。
タンポポの名前の由来に関しては、ほかにも色々な説があるようです。
ドラマの中で子どもたちは「タンポポンなんだよ~!」と盛り上がっていたし、その様子を見て、父親の倉木の表情もやわらいでいたようなので、あまり細かいことは気にせず、ドラマの世界を楽しみたいと思います。